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茨城県内公示地価 つくば・みどりの地区1位 住宅地 子育て世代が流入

県内住宅地で最も地価上昇率が高かったエリア=つくば市みどりの
県内住宅地で最も地価上昇率が高かったエリア=つくば市みどりの


国土交通省が発表した2026年の公示地価の茨城県内住宅地の上昇率でつくばエクスプレス(TX)沿線が前年に引き続き上位を占め、TXみどりの駅から約1.1キロの「つくば市みどりの2丁目」が前年比17.4%の上昇で前年の21位から1位となった。利便性が高く、周辺のTX沿線に比べて比較的安かったため、人気が集まったとみられる。

同駅を最寄り駅とするみどりの地区は、2000年から18年にかけて区画整理された。みどりの2丁目は同駅徒歩圏内で、市立みどりの学園義務教育学校の通学圏内で、スーパーマーケットやドラッグストアなどの利便性の高い施設が並び、子育て世帯が流入している。

地価公示県代表幹事の不動産鑑定士、羽場睦夫さんは「TX沿線で駅から徒歩圏内の距離にあり便利。なおかつ他のTX沿線に比べて地価が比較的安かったため、人気が集まった」と上昇の理由を分析する。

前年1位だったTX守谷駅から約1.3キロの「守谷市百合ケ丘2丁目」は上昇率15.4%で2位だった。同駅は始発列車や快速列車が止まる。東京圏への通勤者から需要が高く、6位まで同駅周辺が占めた。

羽場さんは同駅周辺の住宅地について「前年に引き続き人気」としつつ、「新規宅地がほぼなく、ほとんど中古物件になるので地価は高くなる」と説明する。

7、8位はいずれもつくば市内のTX万博記念公園駅、TXつくば駅の周辺だった。

■県庁周辺中心16地点で上昇 水戸の住宅地

水戸市の住宅地の公示地価は県庁周辺を中心に、前年より11地点多い16地点で上昇した。不動産鑑定士の羽場睦夫さんによると、建築費が高騰する一方、住宅ローンの金利上昇は緩やかで、県央地域など周辺からの流入が活発化したとみられる。市内では、商業地も前年より3地点多い13地点で上がった。

住宅地16地点の上昇率は0.2~0.8%と小さいが、宅地造成が進む県庁周辺の笠原町、近隣の吉沢町や平須町などで上がった。これらのエリアは市内を東西に走る国道50号や南北を結ぶ国道6号に近く、交通アクセスが良好なエリアで、幹線道路沿いに商業施設も数多く並ぶ。

市内住宅地は2023年まで30年以上、下落が続いた後、上昇に転じている。

商業地は泉町や五軒町、南町2丁目といったJR水戸駅南側の国道50号沿いを中心に地価が上がった。1平方メートル当たりの最高額は同駅南口に面した宮町1丁目の26万5000円。マンションの開発需要との競合により、一帯で上昇が続く。

このほか、工業地は前年に引き続き、全2地点で上昇した。県南部の急激な高騰を嫌って引き合いが高まった。



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