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美浦トレセンツアー ふるさと納税返礼品好評 厩舎内や診療所見学 茨城

厩舎で手塚貴久調教師(左)から説明を受けるツアー参加者=美浦村美駒
厩舎で手塚貴久調教師(左)から説明を受けるツアー参加者=美浦村美駒


競走馬を調教する美浦トレーニング・センター(茨城県美浦村美駒、トレセン)にスポットを当てた村のふるさと納税返礼品が人気を集めている。普段見ることのできない厩舎(きゅうしゃ)や診療所などを巡る日帰りツアーで、参加者は「期待以上に濃い内容」と喜ぶ。

2月18日に行われたツアーには、関東を中心に北海道、三重県などから17人が集まった。ほとんどが熱心な競馬ファンで、集合時間の午前6時15分に間に合わせるため、前泊する人もいた。

見学ツアーは村が企画した。敷地面積約224ヘクタールの美浦トレセンには2000頭以上の競走馬が所属しており、日本中央競馬会(JRA)も調教師や厩務員といった裏方の仕事を知ってもらおうと協力。昨年6月の第1回、11月の第2回といずれも応募は定員20人に達する人気だった。

ツアーでは、スタンドから競走馬の調教を見学できるほか、厩舎や馬専用の診療所にも入ることができる。馬の調教コースの坂路を歩けるのは貴重な体験だ。

調教師に直接質問できるのもツアーならではの経験だ。この日は、GI優勝馬も育てた経歴を持つ手塚貴久さんが厩舎を案内した。

厩舎は昨年10月にリニューアルしたばかりで、手塚さんは特色を説明。馬が過ごす馬房のレイアウトを変えて落ち着きやすくしたことや、コンディションを管理する電動の歩行マシンを導入したと語り、「馬にとってより良い環境になった」と伝えた。

参加者は競走馬を間近で眺めたり、カメラを向けたりと興奮した様子だった。埼玉県から訪れた黒沢貫志さん(58)は「どの見学場所も見応えがあった」と笑顔。息子の飛翔(かける)さん(33)も「有名な騎手や競走馬を間近に見られて感動した」と満足げだった。

村は今後もツアーを継続し、年4回ほどを開く予定。陸平貝塚や大森湖畔公園(鹿島海軍航空隊跡)といった村の名所も巡り、特産の米5キロも贈る。村の担当者は「参加者アンケートでも『また来たい』との感想が多い。村の魅力周知や関係人口増加につながれば」と期待を寄せている。



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