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茨城・神栖市長選 県選管が再点検 判断必要な票抽出 4月以降に裁決

再点検する票を段ボール箱から取り出す県選管職員=県庁
再点検する票を段ボール箱から取り出す県選管職員=県庁


投票同数でくじ引きとなり新人の木内敏之氏(64)が当選した昨年11月9日の茨城県神栖市長選を巡り、県選挙管理委員会は21日、県庁で全ての票を再点検した。市選管による実施に続く2回目。投票総数3万3667票の記載内容を確認し、有効か無効か判断する必要のある票を抽出した。判例などを基に判断し、裁決は4月以降になる見込み。

今回の再点検は非公開で、冒頭のみ報道陣に公開された。立会人として、木内氏と落選した石田進氏(67)の両陣営からそれぞれ4人が参加した。

市選管職員から投票用紙の入った2つの段ボール箱を受け取り、星野学県選管委員長らとともに問題がないか確認した後、開封して点検作業を始めた。県選管職員約30人が1枚ずつ丁寧に記載内容に目を通し、有効か無効か判断が必要な票を抽出。立会人から要望があった票も取り出した。

県選管担当者は「抽出した票の判断は慎重に審理する」と述べた。

昨年11月に市選管が行った再点検では得票結果は変わらず、県選管は同12月、石田氏陣営から木内氏の当選無効を求める審査申し立てを受けていた。石田氏陣営は、有効票の中に「まんじゅうや」や「だんごや」という記載のみの票があり、これらは無効と主張。県選管による票の点検が当選の有効性を担保する唯一の方法と訴えている。



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