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脱炭素杯 J1水戸が最高賞 城里で営農型太陽光発電 水戸市長に報告 茨城

脱炭素チャレンジカップ2026での最高賞の受賞を高橋靖水戸市長(左から2人目)に報告する水戸ホーリーホックの小島耕社長(中央)ら=同市役所
脱炭素チャレンジカップ2026での最高賞の受賞を高橋靖水戸市長(左から2人目)に報告する水戸ホーリーホックの小島耕社長(中央)ら=同市役所


地球温暖化を防ぐ取り組みを競う大会「脱炭素チャレンジカップ2026」(地球温暖化防止全国ネット、セブン-イレブン記念財団共催)で、サッカーJ1水戸ホーリーホックが最高賞の「環境大臣賞グランプリ」に輝いた。昨年、茨城県城里町の耕作放棄地で始めた農業と太陽光発電を一体で行う事業「ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)」などが評価された。同大会最高賞受賞は県内初。

脱炭素チャレンジカップは2011年に始まり、今年で16回目。①市民②企業・自治体③学生④ジュニア・キッズ-の4部門に分かれ、今年は計230件の応募があった。

同クラブが異業種の農業に乗り出したのは21年。町内にあるクラブハウス「アツマーレ」を通じて地域との交流が深まり、「農業を営む人が減り、耕作放棄地が増えている」という地元事情に直面。クラブの新たな収益の柱になるとして、町内の耕作放棄地を借り、農業を始めたという。

その取り組みを発展させたのが、昨年始めたソーラーシェアリング事業。電気と農産物の地産地消を目指す。クラブによると、約1000平方メートルの農地に高さ約3メートルの太陽光発電パネルを設置し、その下で各季節の野菜を栽培。発電量は毎時約9万キロワットで、町内の道の駅かつらと物産センター山桜に売電している。

化学肥料を使わない野菜作りにもこだわる。JA水戸有機農業研究会の協力を得て、荒廃した土壌を改良中。将来的には収穫した野菜を、ホームゲームの会場などで販売するという。

大会では、長年にわたって県地球温暖化防止活動推進センターと共同して行っている温暖化防止の啓発活動も高く評価された。

19日、クラブの小島耕社長や同センターの川島省二センター長が同県水戸市役所を訪れ、高橋靖市長に受賞を報告した。小島社長は「グランプリの名に恥じないよう取り組みを発展させ、地域へ貢献していきたい」とあいさつ。高橋市長は「まとまった収量があれば、小学校の給食に使うといった連携ができるかもしれない」と生産拡大に向けてエールを送った。



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