あんこう料理、格別 「サミット」にぎわう 北茨城
あんこう料理が一堂に集まる「第10回全国あんこうサミット」(同実行委員会主催)が22日、茨城県北茨城市関南町仁井田の市漁業歴史資料館「よう・そろー」周辺で開かれた。同市を含む全国13市町村から参加した37団体があんこう鍋のほか、身や肝を使った創作料理を販売した。県内外の家族連れなどが旬の味覚を楽しんだ。
サミットは特産品・アンコウの魅力を全国に発信し地域活性化につなげるのが狙い。石川県珠洲市からはイカの魚醬(ぎょしょう)で仕立てた「いしるあんこう鍋」、山形県鶴岡市からは郷土料理「どんがら汁」をアンコウで作った鍋など各地自慢の料理が並んだ。
市内の飲食店やホテルはアンコウと野菜の水分のみで煮込む「どぶ汁」を提供。多くの来場者が列を作り、北茨城市発祥とされる濃厚な味わいを楽しんだ。
このほか、アンコウの唐揚げや押しずし、釜飯、さつま揚げ、あん肝ラーメン、肝油入りドーナツなど個性的な料理も人気を集め、早々に完売となる一品もあった。
ステージではアンコウのつるし切り実演が行われた。市職員が肝やひれなど「七つ道具」と呼ばれる部位を解説しながら、常磐沖で水揚げされた10.5キロのアンコウを手際よくさばき、来場者が見入った。
同市内から訪れた井川優奈さん(30)はどぶ汁を食べ「地元だけど食べる機会が少なく、癖になる味。この味がもっと広まってほしい」と太鼓判を押した。福島県郡山市から訪れた本多由佳梨さん(36)は「旬の味覚を食べたかった。おいしかったので、また来たい」と笑顔を見せた。











