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はまぐりご飯弁当誕生 潮来高生と大学生考案 金融機関や地元企業支援 2スーパー商品化 茨城

メニューを考案した潮来高・筑波大・麗沢大の学生と、釜谷食品の野上将司社長(左端)=潮来市潮来
メニューを考案した潮来高・筑波大・麗沢大の学生と、釜谷食品の野上将司社長(左端)=潮来市潮来
パエリアはまぐりご飯とおにぎりの「はまぐり混ぜご飯」
パエリアはまぐりご飯とおにぎりの「はまぐり混ぜご飯」


地域活性化策の一つとして茨城県立潮来高校(同県潮来市須賀、高野光章校長)の生徒たちが同市に提案した「はまぐりご飯弁当」が完成し、同市内で24日、お披露目会が開かれた。市や地元企業、金融機関、大学などが連携して高校生たちの夢を叶(かな)えるプロジェクトで、今後、市内のスーパーや都内での販売を計画している。

今回の商品開発は、昨年9月に潮来高や筑波大、麗沢大などが参加して開かれた「高大連携事業」(市主催)において、各グループから寄せられた数々の提案の中から高評価を得たアイデアを具現化。大学生や高校生がメニューを考案し、試食した高校生の意見を取り入れながら、地元スーパーのセイミヤ(同市潮来)とタイヨー(同県神栖市大野原)が鹿嶋産のハマグリと潮来産のコシヒカリを使い、それぞれ商品化した。

開発資金は、常陽銀行(同県水戸市南町)の寄贈サービス付き私募債「社会貢献応援債」を活用し、釜谷食品(潮来市潮来)が弁当500個を寄贈した。お披露目会で原浩道市長は「釜谷食品と常陽銀行の寄付をきっかけにプロジェクトが始まり、はまぐりご飯弁当が実現できた。学生のアイデアが地域の魅力として発信されていくことは大変意義深いこと」と感謝した。

セイミヤは、殻付きの鹿島灘はまぐりをご飯の上に乗せた「パエリアはまぐりご飯(仮称)」、タイヨーは都内での販売を念頭に、高速バスや電車内で食べやすいようにコンパクトにまとめた「はまぐり混ぜご飯(同)」のおにぎりを開発。高校生たちによる試食会で出された意見や要望を基に、ハマグリをバターで味付けしたり、ハマグリのにおいを抑える工夫などが施された。

昨年9月に「はまぐりご飯弁当の開発」を提案した1班4人のリーダーを務める地域ビジネス科2年の石山祐羽さん(17)は「潮来市と同県鹿嶋市の希望が詰まったお弁当で名物になればうれしい。スーパーなどで店頭販売の機会があれば店員さんと一緒に店頭に立ちたい」と話した。



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