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日立風流物の収蔵庫新設 山車4台を一括保存 茨城

完成式典で公開された日立風流物の山車4台を収蔵する新施設=日立市本宮町
完成式典で公開された日立風流物の山車4台を収蔵する新施設=日立市本宮町


国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録されている「日立風流物」の山車を保存する新しい収蔵施設が、茨城県日立市本宮町に完成した。神峰神社境内にあった従来の収蔵庫を、市が移転し、建物を2倍程度大きくして新築したもの。山車計4台を一括保存できる。25日、新施設で記念式典が行われ、関係者がテープカットし、完成を祝った。

場所は、市立宮田小隣の旧宮田幼稚園跡地。敷地面積1678平方メートル。鉄骨平屋で、収蔵庫の延床面積は296平方メートル。湿気防止のため1.2メートルの高床式で、空調も整えた。山車を1台ずつ各1室に入れられる。事務棟も別に設けた。

式典で小川春樹市長は「伝統と歴史を積み重ねてきた文化遺産を守り、次の世代に受け継いでいくのは重要な役割。保存と継承に尽力していきたい」とあいさつ。風流物の山車を担当する日立郷土芸能保存会の水庭久勝会長は「安全かつ適切に将来に伝えるための環境整備は不可欠。心から感謝する」と述べた。

日立風流物は高さ15メートルの山車の上で5層の屋形が開閉し、からくり人形芝居を披露する。山車は旧宮田村内の4町が1台ずつ継承。組み立てや人形の操作などの全てを人の手で行う。今年は4月のさくらまつりのほか、7年に1度の神峰神社の大祭礼が行われ4台が一堂に会する。公開のたびに組み立てと解体を繰り返す全国的にも珍しい巨大な山車で、今後はばらした部材を収蔵庫にまとめて保管する。



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