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高校生の無料招待33年 水戸芸術館 企画終了、惜しむ声 茨城

談笑しながら小冊子のページを制作するワークショップの参加者=水戸市五軒町
談笑しながら小冊子のページを制作するワークショップの参加者=水戸市五軒町


高校生らに現代美術に親しんでもらおうと、茨城県水戸市五軒町の水戸芸術館が続けてきた展覧会無料招待企画「高校生ウィーク」が29日、最終日を迎え、33年の歴史に幕を下ろした。期間中、現代美術ギャラリー内に設けられたカフェに、県内外の学生や親子連れなど幅広い世代が集まり、終了を惜しんだ。

同企画は1993年にスタート。毎年実施し、講演会や作品制作のワークショップの案内も行うようになった。2003年からはギャラリー内にカフェを設け、世代を超えた交流の場として親しまれた。

この日は、手作りの小冊子の制作ワークショップが開かれた。「おわりとはじまり」をテーマに、参加者約10人が言葉をつづったり、迷路や絵しりとりを描いたりしてページをまとめ、オリジナルの小冊子1冊を作り上げた。

同企画のカフェを通して出会ったという友人と一緒に訪れた、市内の女性(38)は「アートとの新しい関わり方を発見できた場所。(終了は)気持ちの整理が付かない」と残念がった。

企画の立ち上げから携わった同館教育プログラムコーディネーターの森山純子さんは「(学校卒業後も)皆さんがそれぞれの立場で関わり続けてくれた」と振り返り、「活動を記録に残し、つながりを生かした取り組みを続けたい」と先を見据えた。



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