本を借りに来た子どもに冗談で金銭要求 X投稿発覚、市長謝罪 茨城・つくばの交流センター
茨城県つくば市内の地域交流センターで、本を借りに来た子どもに対し、委託業者の社員が金銭を要求するような不適切な発言をしていたことが31日、分かった。発言は冗談だった。交流サイト(SNS)にこの対応を巡る投稿があり、市が調査して発覚した。投稿は1600万回以上閲覧されている。五十嵐立青市長はSNS上で謝罪し、勇気を出して本を借りようとした子どもや家族の気持ちを思うと「胸が締め付けられます」と記した。
市地域支援課によると、地域交流センターは市内に16カ所ある。このうちの1カ所で、委託業者の社員が特定の子ども1人に対し、冗談で金銭を要求するような発言をしたという。センターの運営は平日午後5時以降と土日は委託業者が担っている。
発言に関する投稿がX(旧ツイッター)にあったことを知らせる情報提供のメールが3月26日夕、市に届いた。市は翌27日、全センターの各所長を通して市職員と委託業者の社員に事実確認し、発覚した。
同課は30日、委託業者や発言した社員と面談を実施し、「社員はとても反省していた」という。業者は再発防止のマニュアルを作成し、研修を実施。当該社員はセンターでの業務から外れる。
投稿は、子どもが財布を出したところ、「冗談だよ」と言ったと書かれている。31日午後4時半現在で1675万回閲覧されるなど、注目を集めている。
五十嵐市長は27日、Xに「1人で本を借りようと勇気を出したお子さまを大人の心ない言葉で萎縮させてしまったこと。そして、お子さまを信じて送り出したご家族のお気持ちを思うと、本当に胸が締め付けられます」とつづった。
さらに、公共施設は全ての市民にとって何よりも安心できる場所でなければならないとし、「それとは真逆の事態が起きたことに、弁解の余地はありません」とコメントした。










