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J1茨城ダービー4日激突 水戸、鹿島 県勢選手が闘志

J1水戸の飯田貴敬とJ1鹿島の溝口修平(左から)
J1水戸の飯田貴敬とJ1鹿島の溝口修平(左から)


明治安田J1百年構想リーグ第9節は4日行われ、ケーズデンキスタジアム水戸では水戸と鹿島が顔を合わせる。Jリーグ公式戦初の「茨城ダービー」を直前に控え、両チームの茨城県出身選手は闘志を燃やしている。ホームで勝利を収めたい水戸・飯田貴敬(筑西市出身)、7連勝中と好調の鹿島・溝口修平(水戸市出身)両選手が、それぞれの思いを語った。

■水戸・飯田貴敬(筑西出身)「伝統の一戦に」

「茨城ダービーが伝統の一戦になるような1試合目にしたい」。水戸の主将・DF飯田はかつて憧れ、サッカーを始めるきっかけとなった鹿島との対戦を心待ちにする。

幼少期は両親に連れられてカシマスタジアム(現・メルカリスタジアム)で鹿島を応援し、ゴール裏で応援歌を歌った。クラブハウスでの練習にも通って選手にサインをもらい、小学校には鹿島のユニホームを着て通学した。「プロサッカー選手になりたいと思ったのは鹿島があったから」と感謝の思いを口にする。

地元の少年団で競技を始め、中学で本格的にプロ選手を志すと、憧れは「将来、同じ舞台で戦う相手」に変わった。

願いをかなえ清水、京都の選手時代に鹿島とカシマスタジアムで対戦した。鹿島の応援歌を口ずさみ、観客席を見て少年時代を振り返り「不思議な感覚だった」と話す。

清水で磐田との「静岡ダービー」を経験し、ダービー戦の魅力を感じた。「地元の鹿島と水戸で実現したら面白いだろうな」と思い描いていた。

「茨城を盛り上げたい」と水戸に移籍し、初の「茨城ダービー」を選手として迎える。開幕前、試合予定を見た時は、自然に「鹿島」の2文字を探していた。

試合日が近づき、気持ちが高ぶる。「県民としても、一人のサッカーファンとしても楽しみ」と笑みをこぼした。

■鹿島・溝口修平(水戸出身)「圧倒し続ける」

「鹿島が圧倒し続けていくための一発目。熱い戦いにしたい」。鹿島のDF溝口は特別な一戦を前に、人一倍強い思いを抱いている。

小学生時代、自宅からほど近いケーズデンキスタジアム水戸へサッカー観戦に訪れた。「水戸の試合を見て、初めてプロサッカーに触れた」。柱谷監督率いる水戸の試合を目に焼き付けてきた。

小学校高学年で同スタジアムでプレーした経験もある。「ある大会の決勝戦で2得点し、優勝した」と懐かしむ。鹿島の一員として約10年ぶりに思い出の芝を踏む。

今年はホーム開幕戦を皮切りに6試合に絡んでいる。鹿島ユースから昇格し「勝負の5年目」として、過去にない好調ぶりで歩み出した。成長著しいホープは「ボールを持てば前線が一斉に動き出す感覚がある。前に出せる、前を見られるようになったことで、味方の信頼を得られるようになった」と声を大にする。

J1の舞台で、サッカーの魅力を教えてくれた地元クラブと戦う。運命的な巡り合わせだ。「(水戸には)帰ってきたというより、乗り込んでいく気持ち。鹿島の選手として、気持ちのこもったプレーで見る人の心を動かしたい」と活躍を思い描く。

「水戸をリスペクトし過ぎず、鹿島で大きく成長した姿を表現したい」。その言葉を結果で証明するつもりだ。




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