茨城空港、韓国2路線運休 エアロKの清州と仁川 原油高騰が影響か
韓国の格安航空会社(LCC)・エアロKが、茨城空港(茨城県小美玉市)と韓国の清州、仁川(ソウル)をそれぞれ結ぶ定期便を一時運休することが2日、分かった。同社は運休の理由を「事業計画の変更」としているが、中東情勢悪化に伴い、原油価格高騰や供給網の混乱といった影響が出ている可能性があるとみられる。
同社ホームページによると、運休期間は清州便が11日~5月30日、ソウル便が8月3日~10月23日まで。清州便は現在、火、木、土曜、ソウル便は月、水、金曜とそれぞれ週3便を運航している。旅客機はともにA320型機で全席エコノミーの180席。
同社の韓国便を巡っては、清州便が2024年12月に連続チャーター便としてスタートした。県と同社が韓国内でプロモーション強化などに取り組み、同国のゴルフ需要を取り込んだことで搭乗率が高く好評となり、25年5月からの定期便化につながった。
同8月には、県と防衛、国土交通両省の3者が、国際線にあった水曜日終日や平日午前中などの時間帯の乗り入れ制限▽乗り入れ間隔を1時間空ける▽駐機時間は1時間以内-の三つの制限撤廃を確認した。
その後、同社は制限撤廃された時間帯に仁川便を新規就航することを決め、同11月から定期便の運航を始めた。仁川便は同国のLCC・イースター航空が18年7月から19年9月まで運航して以来約6年ぶりとなり、茨城と韓国は週6日結ばれることになった。
観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)によると、25年の県内宿泊者数のうち、外国人は過去最多の延べ約29万6000人で、韓国は3番目に多い約4万3千人となった。
県空港振興課は、エアロKの担当者が3日に県庁を訪問する予定としている。担当者は「運休の件を含めて話を聞き、今後の対応を検討していく」と述べるにとどめた。
茨城空港の国際線を巡っては、昨年10月に台湾便、同11月には中国・上海便が相次ぎ運休している。










