J1茨城ダービー チケット完売 歴史刻む試合 街に熱気 PV700人応募
Jリーグ公式戦初となる〝茨城ダービー〟の観戦チケットは、一般販売の開始からわずか1時間で完売した。茨城県水戸市が主催するパブリックビューイング(PV)には700人以上の応募があり、試合の生中継を見られる飲食店も予約で満員になった。クラブや自治体、サポーターは新たな歴史を刻む試合に胸を躍らせる。
■こんなに早く
茨城ダービーの一般向けの観戦チケットは3月20日、販売開始から1時間で完売した。J1水戸の担当者は「こんなに早くチケットが売り切れたのは記憶にない」と語る。
市によると、無料のPVには、定員470人に700人以上から事前申し込みがあった。都内や福島、千葉、福岡、高知からも応募があったという。
市は、PVを中心市街地にある市民会館で実施する。試合の前後に周辺をPV参加者に観光してもらい、宿泊や移動、飲食店での消費につながることを期待している。市の担当者は「より多くの人に試合を見てもらう機会をつくり、ホーリーホックを応援する機運を醸成したい」と力を込める。
茨城県笠間市赤坂の商業施設「笠間ショッピングセンターポレポレシティ」でもPVが行われる。席は120席で、当日先着順に受け付ける。
■街中に波及
茨城ダービーへの熱気は、街中にも波及する。JR水戸駅近くの飲食店「Public Bar(パブリック バル)」は、店内のモニターで試合観戦できることを交流サイト(SNS)で告知すると、25人の予約が入り満員となった。オーナーの一人、中川省吾さん(36)は「他の試合よりも熱を感じる」と声を弾ませる。
中川さんは、水戸がJ1に昇格し、サッカー熱が高まりつつあるのを感じている。「こうして茨城のサッカー全体が盛り上がってほしい。水戸に来る人がもっと増えてくるとうれしい」と話した。










