希望胸に決意新た 茨城県内大学で入学式
茨城県内の3大学で3日、入学式が開かれた。それぞれの地域でサクラが満開となる中、新入生は希望を胸に、勉学への決意を新たにした。
■高い志持ち学び抜く 茨城大
茨城大の入学式は3日、茨城県水戸市泉町1丁目の水戸市民会館で開かれた。編入生や大学院生などを含む新入生計2238人が大学生活をスタートさせた。
式典は午前と午後の2部制で行われた。会場には真新しいスーツに身を包んだ学生が緊張した面持ちで席に座り、新入生同士で談笑する姿も見られた。
午前の式典では各学部などの総代が宣誓書を提出し、入学が許可された。4月に学長に就任した佐川泰弘学長は式辞で、「なりたい自分や夢はあなたにしか分からない」とした上で、「考え、もがくことを経て人は成長する。『自分の意志で人生を選べている感覚』得てもらい、一生の糧にしてもらいたい」とエールを送った。
入学生代表として農学部食生命科学科の岡山友香さんが「自らの可能性に限界を設けず、高い志を持って学び抜く」と宣誓した。
式典後、新入生歓迎イベント「フレッシュマンサクセスセレモニー」が同所で開かれ、佐川学長や在学生が学生生活などについて新入生に助言した。
■共生社会貢献目指す 筑波技術大
視覚や聴覚に障害がある人が学ぶ筑波技術大の入学式が3日、茨城県つくば市天久保の同大天久保キャンパスで開かれ、新入生89人が新たな一歩を踏み出した。
式辞で、石原保志学長は「まずは学ぶこと。自分自身が関心のある分野を究明していくよう学問を最優先に」とした上で「体験を通して自分らしさを見つけてほしい」と期待を込めた。
共生社会創成学部1年で聴覚障害のある小林由佳さん(18)が同学部の新入生を代表し「障害があってもできないことばかりではない。工夫と周囲との協力でできることは広がる。大学での学びを通し、共生社会に貢献できる人材になりたい」と入学宣誓した。
同学部1年で視覚障害のある川本健太郎さん(18)は、オープンキャンパスを見学して進学を希望したといい、「今までやってきたドラムを大学でも続けたい」と笑顔。「視覚障害者と健常者が支え合って暮らす社会を考えていきたい」と力強く話した。
■専門的な学び深める 常磐大
常磐大の入学式が3日、茨城県水戸市見和1丁目の同大体育館で開かれた。新入生と編入生の計722人が新しい学びやで、それぞれの学業への決意を誓った。
式典で、新入生を代表し、総合政策学部法律行政学科の笹島美優さん(18)が「学習の機会を積極的に活用し、専門的な学びを深めていきたい」とあいさつ。下村裕学長は入学許可宣言を行い、「人々と社会の役に立つ実用的な学問である『実学』を、真摯(しんし)な態度で身に付けてほしい」と述べた。
この日は同大の大学院と短大の入学式も行われた。大学院には11人、短大に80人が入学した。










