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日立風流物、豪壮華麗に さくらまつり 山車舞台、人形劇に歓声 茨城

日立さくらまつりで公開された日立風流物=日立市の平和通り
日立さくらまつりで公開された日立風流物=日立市の平和通り


茨城県日立市の春の風物詩「第61回日立さくらまつり」(同実行委員会主催)の一環で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産の「日立風流物」が4日、公開された。今年の当番町の西町支部は新型コロナ禍での休止を挟んで7年ぶりの実施。JR日立駅前の平和通りでは満開の桜の下、高さ15メートルの豪壮華麗な山車が繰り広げられた。雨にもかかわらず大勢の見物客が歓声を上げた。

風流物は今回、日立郷土芸能保存会西町支部(鈴木啓之支部長)が担当。5層の屋形を持つ山車を舞台に、赤穂浪士を主題にした「風流忠臣蔵」や、歌舞伎で知られる「風流自雷也」の人形劇を上演した。

歴史物の人物のほか竜やガマガエル、タカなどの人形が現れ、親子連れらを喜ばせた。巧みな人形操作で弓矢を射ったり、一瞬にして姿を変える「早返り」をしたりと見どころを演出。法被を着た会員らが重さ5トンの山車を引いて回転させると、会場から大きな拍手が送られた。鳴り物係による軽快なおはやしも奏でられ、舞台を盛り上げた。

会員の高齢化を背景に、今回から近くの明秀学園日立高の野球部員が山車の引き手として参加した。

鈴木支部長(53)は「高校生は力があり頼もしい」と感謝。「雨に降られたが良い演技をできた。多くの人に喜んでもらい、うれしい」と語った。

5日は日立風流物のほか、県指定無形民俗文化財の「日立のささら」が公開される。



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