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【東京五輪】体操・バイルス、順天堂大の心意気「永遠に感謝」 棄権経てメダル“特訓秘話”に反響

『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』エンブレム (C)Tokyo 2020


 東京五輪の女子体操・種目別平均台で銅メダルを獲得した米のシモーン・バイルスが5日、自身のツイッターを更新。今大会、精神的な問題から一時棄権し、調整の場を必要としていたバイルスを受け入れた順天堂大学に感謝を述べている。



【写真】順天堂大への敬意と感謝をつづったバイルス選手のツイート



 史上最多、通算6個目の金メダルを狙い東京五輪に臨んだ同選手だが、開幕種目の跳馬(団体)に出場したのちに棄権。精神的な健康に問題があることを告白していたが、見事にカムバックし、平均台でメダルを勝ち取った。



 3日には米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、バイルス“復活”の裏話として、棄権後の彼女に順天堂大学が練習場所を提供し、外部からシャットアウトされた環境で練習に打ち込めたことを報道していた。バイルス選手はその記事を引用し「私の技術を元に戻すためのトレーニングを許可してくれた順天堂大学に、永遠に感謝し続けるわ」とコメント。「日本人は私が出会ってきた中で、最も優しい人たち」と絶賛している。



 この秘話には多くの反響が寄せられたほか、場所を提供した順天堂大もツイッターで「銅メダルの獲得、心からお祝いします。本当に、本当におめでとう。あなたと一緒に過ごした時間を忘れない」と英語でバイルスにメッセージを送った。

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