【映画】
キアヌ・リーブス、『マトリックス』の一部になれて光栄 イベントにLAから参加
人気アクション映画『マトリックス』の新章『マトリックス レザレクションズ』(12月17日公開)の公開を記念した【マットリクスデイ】イベントが7日、都内で開催された。この日は、米ロサンゼルスと中継を結び、主演の“ネオ”役、キアヌ・リーブスと“トリニティー”役のキャリー=アン・モスが会場にいるかのような“仮想現実”を作り出し、ファンにメッセージを送った。
【動画】流ちょうな英語でキアヌ・リーブスと会話する柴咲コウ
日本の会場には、日本版インスパイアソングとして新曲「PARADOX」を書き下ろした・MY FIRST STORYのボーカル・Hiroと、映画『47Ronin』(2013年)でキアヌと共演した女優の柴咲コウが登壇。柴咲は日本語吹替版に声優としても参加していることを公表。役どころには触れずに、キアヌの出演シーンで“共演”していることを明かした。
そんな柴咲のことをキアヌは覚えていたようで、「コウ」と親しげに呼びかけ、現地のカメラにズンズンと近寄って喜びをあらわにし、「本当だったら、ハグをした直接『こんにちは』とあいさつして顔をあわせたかった。でもこういう形でも再会できてうれしい」と話した。柴咲は「感動する」「胸がいっぱい」と笑顔を見せていた。
一方、“初対面”のHiroは「小さい頃から観ていた、青春の1ページのお二人と仕事で関わることができて、光栄に思います」と緊張気味に話すと、キアヌはおおらかに「ありがとう、青年!」と返し、キャリー=アンも「この作品は自分が出演していながらもとてもインパクトのある作品でした。(1作目が公開された)当時若かった方たちが大人になって、『マトリックス』について語れるというのは素晴らしいこと。『マトリックス』に対する愛を返してくださって、特別な思いがします」と話した。
1999年に公開された『マトリックス』は、私たちの生きるこの世界が、実は“仮想世界=マトリックス”であるという設定、緑にきらめくマトリックス・コード、クールでかっこいいネオとトリニティーのルック、斬新な撮影手法、VFX 、カンフーの組み合わせ、日本のアニメから影響を受けた描写などから“映像革命”と称され、アクション映画の概念を塗り替えた作品。2003年に2作目『マトリックス リローデッド』、同年に3作目『マトリックス レボリューションズ』が公開された。
それから18年の時を経ての“レザレクション(復活)”となる。キアヌは「(オファーの連絡を受けた日は)自分にとって特別な日になった。想像もしていたなかったくらい、ワクワクした。ラナ・ウォシャウスキー監督や、キャリー=アンと再び仕事ができて光栄だし、トーマス・アンダーソン/ネオというキャラクターをまた演じられたことに感謝しています」と、カムバックに躊躇することはなかった様子。キャリー=アンも「踊り出したい気分だった。連絡を受けて、家に戻ってからもうれしさで爆発しそうだった」と、二人にとっても待望の続編となったようだ。
『マトリックス』シリーズは、キアヌにとって「アーティストとしてこういった作品に関われることは、生涯に何度もあることではない。約20年かけて4本の映画が作られ、自分にとっても特別な作品になっている。しかも、ポジティブに多くの人の心に触れた作品。その一部になれてとても光栄に思っています」と、愛着ものぞかせた。
最新作の見どころについては「マトリックスらしいアクション、マトリックスらしいアイデアがたくさん詰め込まれている。そして、愛が描かれています。心から楽しんで、またインスピレーションを与えてくれるものになっている。笑ったり、泣いたりもできる」と魅力を挙げていったキアヌが最後に「ラブストーリーでもあります」と言うと、キャリー=アンが「そうなのよね」と大きくうなずいていた。
ロサンゼルスとの中継が終わった後、柴咲は「リアルにはいないけれど、つながって話しができる。『マトリックス』で描かれていたようなことが可能になる、そういう時代になったんだな」としみじみと語り、キアヌが「元気そうでよかったです」と、終始ご機嫌だったキアヌとの再会を噛みしめていた。
Hiroは「映画を観てきた僕からすると、キャラクターとのギャップがあって、人間味にあふれていて、より好きになりました」と、キアヌとキャリー=アンの印象を語っていた。
【動画】流ちょうな英語でキアヌ・リーブスと会話する柴咲コウ
日本の会場には、日本版インスパイアソングとして新曲「PARADOX」を書き下ろした・MY FIRST STORYのボーカル・Hiroと、映画『47Ronin』(2013年)でキアヌと共演した女優の柴咲コウが登壇。柴咲は日本語吹替版に声優としても参加していることを公表。役どころには触れずに、キアヌの出演シーンで“共演”していることを明かした。
そんな柴咲のことをキアヌは覚えていたようで、「コウ」と親しげに呼びかけ、現地のカメラにズンズンと近寄って喜びをあらわにし、「本当だったら、ハグをした直接『こんにちは』とあいさつして顔をあわせたかった。でもこういう形でも再会できてうれしい」と話した。柴咲は「感動する」「胸がいっぱい」と笑顔を見せていた。
一方、“初対面”のHiroは「小さい頃から観ていた、青春の1ページのお二人と仕事で関わることができて、光栄に思います」と緊張気味に話すと、キアヌはおおらかに「ありがとう、青年!」と返し、キャリー=アンも「この作品は自分が出演していながらもとてもインパクトのある作品でした。(1作目が公開された)当時若かった方たちが大人になって、『マトリックス』について語れるというのは素晴らしいこと。『マトリックス』に対する愛を返してくださって、特別な思いがします」と話した。
1999年に公開された『マトリックス』は、私たちの生きるこの世界が、実は“仮想世界=マトリックス”であるという設定、緑にきらめくマトリックス・コード、クールでかっこいいネオとトリニティーのルック、斬新な撮影手法、VFX 、カンフーの組み合わせ、日本のアニメから影響を受けた描写などから“映像革命”と称され、アクション映画の概念を塗り替えた作品。2003年に2作目『マトリックス リローデッド』、同年に3作目『マトリックス レボリューションズ』が公開された。
それから18年の時を経ての“レザレクション(復活)”となる。キアヌは「(オファーの連絡を受けた日は)自分にとって特別な日になった。想像もしていたなかったくらい、ワクワクした。ラナ・ウォシャウスキー監督や、キャリー=アンと再び仕事ができて光栄だし、トーマス・アンダーソン/ネオというキャラクターをまた演じられたことに感謝しています」と、カムバックに躊躇することはなかった様子。キャリー=アンも「踊り出したい気分だった。連絡を受けて、家に戻ってからもうれしさで爆発しそうだった」と、二人にとっても待望の続編となったようだ。
『マトリックス』シリーズは、キアヌにとって「アーティストとしてこういった作品に関われることは、生涯に何度もあることではない。約20年かけて4本の映画が作られ、自分にとっても特別な作品になっている。しかも、ポジティブに多くの人の心に触れた作品。その一部になれてとても光栄に思っています」と、愛着ものぞかせた。
最新作の見どころについては「マトリックスらしいアクション、マトリックスらしいアイデアがたくさん詰め込まれている。そして、愛が描かれています。心から楽しんで、またインスピレーションを与えてくれるものになっている。笑ったり、泣いたりもできる」と魅力を挙げていったキアヌが最後に「ラブストーリーでもあります」と言うと、キャリー=アンが「そうなのよね」と大きくうなずいていた。
ロサンゼルスとの中継が終わった後、柴咲は「リアルにはいないけれど、つながって話しができる。『マトリックス』で描かれていたようなことが可能になる、そういう時代になったんだな」としみじみと語り、キアヌが「元気そうでよかったです」と、終始ご機嫌だったキアヌとの再会を噛みしめていた。
Hiroは「映画を観てきた僕からすると、キャラクターとのギャップがあって、人間味にあふれていて、より好きになりました」と、キアヌとキャリー=アンの印象を語っていた。