【映画】
斎藤工、プロデューサー・MEGUMIの手腕に感動「業界がより良い方向へ進化していくんじゃないか」

映画『零落』の公開記念舞台あいさつに参加した斎藤工 (C)2023浅野いにお・小学館/「零落」製作委員会


 俳優の斎藤工が18日、都内で行われた、映画『零落』の公開記念舞台あいさつに参加。共演のMEGUMI、監督を務めた竹中直人、主題歌と劇中音楽を手がけたロックバンド・ドレスコーズの志磨遼平とともに、トークを行った。



【写真】映画『零落』でプロデューサーとしても活躍したMEGUMI



 同映画は、青春漫画『ソラニン』などの作者・浅野いにおの同名漫画が原作。主人公の元人気漫画家・深澤薫を斎藤が、“猫のような目をした”風俗嬢・ちふゆを趣里が演じる。深澤の妻・町田のぞみを演じるMEGUMIは、同作のプロデューサーも務めた。



 漫画家の“極限の業”を演じた斎藤は、「原作に出会ったときに、本当に事故のように衝撃が走って、自分のことを言っているというか。自分の現在地というか、心のアウトラインみたいなものが映って描かれてしまっている気がしたんです」と告白し、続けて「撮影の期間は、普段は人に見せないような心情で竹中組の中を漂っていたので、みなさんの心にどこかグサリと刺すようななにかが宿っていたら、訪れていたらいいなと願うばかりです」と思いを語った。



 以前より同作について「大人の青春期にまっすぐ向き合った作品」とコメントしていたMEGUMIは、「男性というのはそこ(自分の弱さ、傷に向き合うこと)にすごくフォーカスをして、そこの時間にたっぷりいるんだなというのを普段の生活からも思ってはいたんですけど、この作品でやっぱりそうなんだなとめちゃくちゃ感じました」と感想を伝えた。



 そして、今作での映画初プロデュースに臨んだきっかけについても「竹中監督と飲んだ際、“レジェンドのほとばしるエネルギー”に感動して、酔った勢いで『私がお金を集めます!』と口走ったのがきっかけでした」と明かし、「無我夢中でついていくような勢いで、勉強させていただきました」と回顧。



 すると、斎藤は「現場ではいつも竹中監督のそばにMEGUMIさんの姿があって。ちょうど役でピンク色の髪をされていたので桃色の守護天使のようだった」と言い、竹中監督は「いつも僕の好きなお菓子を差し入れてくれて」と撮影現場での様子が語られ、MEGUMIは「現場では毎日何かしら小さな問題が起きるので解決しながら進んでいく感じでした」と当時を振り返った。



 さらに斎藤は、以前から映画製作現場における女性の立場向上についても関心を寄せているといい、「MEGUMIさんはプロデューサー業も本当に素晴らしくて感動しました。その後も正式にプロデューサーとしても所属されていて、女性としてのMEGUMIさんがそういったことを先立って先頭に立ってやってくださることで、この業界がより良い方向へ進化していくんじゃないかとその背中を見ておりました」と力のこもった言葉を送った。

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