【エンタメ総合】
小沢まゆ&芋生悠のチャリティーイベント「熊本に虹を架ける映画館」東京・池袋で開催

(左から)小沢まゆ、芋生悠


 熊本県出身の俳優、小沢まゆと芋生悠が、自分たちの仕事である『映画』を通して「東京から熊本へエールを送りたい」という想いを込めて立ち上げたチャリティーイベント「熊本に虹を架ける映画館」が2年ぶりにリアル開催されることが決定した。9回目となるイベントが4月14日、東京・池袋HUMAXシネマズで1日限定で開催される。



【画像】上映する2作品のポスタービジュアル



 2016年4月14日・16日に熊本・大分で相次いで発生した「熊本地震」から今年で7年。「熊本地震」は国内観測史上最大となる計測震度6.7を観測し、甚大な被害をもたらした。そんな中、故郷を離れ東京で活動していた小沢と芋生が、同年11月に「熊本地震復興支援チャリティー映画会」という復興支援のチャリティーイベント(1回目)を開催。以降、2人の出演作や、本企画に賛同した同郷の行定勲監督の作品『うつくしいひと サバ?』(17年)などを上映し、その中で得た収益や募金を全て被災地へ届けてきた。



 一昨年(21年)、8回目の開催を機に、イベント名を「熊本に虹を架ける映画館」とし、池袋HUMAXシネマズでの開催を予定し、チケットも完売していた中、新型コロナウィルス感染症対策のための第3回緊急事態宣言が発令されたことで止む無く開催中止となった(8回目はオンライントークイベントに切り替え、収益と募金を被災地へ送った)。



 一昨年のリベンジとなる今回上映する作品は、小沢が初プロデュースと主演を務めた映画『夜のスカート』(22年、小谷忠典監督)と、芋生が出演している映画『浮かぶ』(22年、吉田奈津美監督)の2本。上映後には、小沢、芋生に加え、『浮かぶ』の吉田監督、出演者の田中なつ、諏訪珠理などが登壇するトークイベンントを行う予定。また、芋生がデザインを手がけたオリジナルTシャツを限定販売し、諸経費を差し引いた売上金も被災地へ寄付する。



 小沢は「熊本地震発生当時、被災した実家が心配で居ても立っても居られず、熊本空港が再開してすぐに熊本へ飛びました。その時に目の当たりにした傷だらけの故郷の様子は今でも忘れられません。あれから7年の月日が経ち、建物や道路などの復興はかなり進みましたが、完全な復興や被災された方々の心の復興にはまだまだ時間がかかると聞きます。これからも私たちにできるかたちで故郷のお手伝いを続けていきたいと思っていますので、一緒に熊本へエールを送っていただけるとうれしいです。4年ぶりの対面開催! 映画館で皆様にお会いできることを楽しみにしています」。



 芋生は「今年も『熊本に虹を架ける映画館』を開催します。この企画は熊本地震のあった年2016年から続けていますが、今回はコロナ禍の期間を経て1発目の映画館での開催ということもあり、直接皆様とお会いできることに胸を膨らませています。池袋HUMAXシネマズさんにご協力いただき、小沢さんと私の出演作2作でチャリティー上映をします。デザインさせていただいたチャリティーTシャツも映画館内にありますので併せてご覧ください。東京から熊本へ皆様の思いをつなげる役目ができるよう尽力致します」と、それぞれコメントを寄せている。

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