【経済・トレンド】
シャトレーゼ、価格維持「もはや困難」約150アイテムを10~30円値上げ チョコバッキー67円は据え置き

『シャトレーゼ』が値上げを発表


 菓子メーカーのシャトレーゼ(本社:山梨県甲府市)は28日、菓子専門店「シャトレーゼ」で取り扱う一部商品について、4月1日より段階的に価格改定すると発表した。全400アイテム中、3分の1にあたる約150アイテムが対象で、税抜価格で10~30円の値上げとなる。人気アイス「チョコバッキー」は税込64円を据え置く。



【写真】美味しそう!『シャトレーゼ』のクリームたっぷりシュークリーム



 同社は、「昨年来の原材料の高騰に伴い、食品業界でも値上げの動きが加速する中、当社ではお客様の安心のため、価格維持への挑戦を宣言し、自社努力による徹底した無駄の排除とコスト削減を2022年4月より2023年3月末まで続けてまいりました」とした上で、「しかしながら、原材料、包材、燃料、物流におけるコスト上昇分を企業努力で吸収することがもはや困難となったため、やむをえず一部商品について価格改定を実施することを決定いたしました」と説明。



 「今後も企業努力によるコスト削減と生産の効率化については継続をし、これまでと変わることなくお客様に喜ばれるおいしくてリーズナブルな商品をご提供していくよう、取り組んでまいります」と理解を求めた。



 「シャトレーゼ」は、フランチャイズ含む直売店を国内740店舗(「YATSUDOKI」含む)、海外9ヶ国160店舗展開。農場・工場・店舗をオートメーション化したビジネスモデルをいち早く確立し、和菓子・洋菓子など「おいしいものを、お値打ち価格で」を実現してきた。



■主な価格改定例(現行売価→新売価 ※税抜)



・「スペシャル苺ショート」300円→320円 

・「クレープ・オ・フリュイ」300円→320円 

・「クレープ・オ・ショコラ」280円→300円 

・「なめらかスフレチーズケーキ」200円→220円 

・「かわいいくまちゃん」260円→270円 

・「イタリア栗のモンブラン」400円→420円 ※4月21日~

・「ダブルシュークリーム」100円→120円 

・「契約農場たまごのプリン」100円→120円 

・「うみたて卵のふんわりロール」100円→120円 

・「特濃生クリームプリン」150円→170円 

・「純生クリームどらやき」100円→120円 

・「エクレール・ショコラ」100円→120円 

・「リエム バター」50円→60円 4月1日

・「リエム炭焼きコーヒー」50円→60円 

・「リエムレモン」50円→60円 ※4月21日~

・「フルーツのジュレオレンジ」150円→180円 

・「フルーツのジュレグレープフルーツ」150円→180円 

・「フルーツのジュレマンゴー」150円→180円

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