【エンタメ総合】
ダウン症の『バービー』発売、「ダウン症の女性をよりよく表現」顔の特徴取り入れ

ダウン症のバービードール「バービー ファッショニスタ イエローブルーフローラル」


 ファッションドール『バービー』などをあつかう玩具メーカー米マテル社の日本法人マテル・インターナショナルは27日、ダウン症をテーマにしたバービードール「バービー ファッショニスタ イエローブルーフローラル」と、ダークヘアの「キラキラバービー ピンクフリル」を29日より数量限定で発売することを発表した。



【写真】義足やぽっちゃり体型など、多様化するバービー(131枚)



 同社初のダウン症をテーマにした「バービー ファッショニスタ イエローブルーフローラル」は、全米ダウン症協会の協力のもと、デザインされた。発表によると、ダウン症の女性をよりよく表現するために、顔は丸みを帯び、耳は小さく、鼻筋は平で、目はアーモンド型に少し傾いている特徴をドールに取り入れたという。また、ダウン症のシンボルという蝶や、ダウン症の認知度を表すという「ブルー」と「イエロー」の配色などが、ワンピースのいたるところに取り入れられている。



 さらに、ピンクのペンダントネックレスには、ダウン症の人が持つ21番染色体を表す3本の矢印が描かれており、外を向いていることで、立ち上がり、前進することが表現されている。歩行をサポートするピンクの足首用装具(AFO)も付く。



 ダークヘアの「キラキラバービー ピンクフリル」は、胸元のフリルが特徴のメタリックなピンクのミニドレスを着たダークヘアのバービー。ぴったりと体にそったシルエットのドレスで、ピンクのスパンコールや胸元のフリルが華やかさを演出している。



 同社は「ファッショニスタシリーズ」として、さまざまなボディタイプ、肌の色、目の色、髪の色、ヘアスタイルがミックスされ、最新のトレンドからインスピレーションを得たファッションのバービードールを展開する。幅広いドール遊びやファッションを通して、個性を大切にして表現していく楽しさを伝えているという。

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