【映画】
山崎賢人主演『ゴールデンカムイ』主題歌はACIDMAN、「強く生き抜く力になる楽曲」最新予告でお披露目

映画『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)(C)野田サトル/集英社(C)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会


 俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)主演で、野田サトルの人気漫画を実写映画化した『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)の主題歌が、3ピースロックバンド・ACIDMANによる書き下ろしオリジナル楽曲「輝けるもの」に決定。楽曲を使用した最新予告映像が解禁となった。



【動画】映画『ゴールデンカムイ』主題歌使用の最新予告映像



 『ゴールデンカムイ』は、明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバル・バトルアクション。戊辰戦争で死んだはずの土方歳三なども登場する歴史ロマン、アイヌ民族文化の要素も織り込まれた、比類ない作品として熱烈な支持を獲得している。



 主題歌を担当するACIDMANは、大木伸夫(Vo&G)を中心に、“生命”“宇宙”をテーマにした壮大な世界を表現し続け、昨年、結成25周年、メジャーデビュー20周年となる節目を迎えた。原作のファンでもあった彼らが手掛けた「輝けるもの」は、大自然の中で抗いながら命を燃やす人々の生き様を、ロックサウンドに乗せてエモーショナルに歌い上げた楽曲。『ゴールデンカムイ』の情景がそこに浮かび上がるようだ。



 松橋真三プロデューサーは主題歌について、「さまざまな苦難を背負った杉元佐一が、主人公として背負う『重み』が必要であると、ACIDMAN大木さんにお伝えし、作曲をお願いしました」「作っていただいた『輝けるもの』は、激しくて、美しくて、胸が熱くなり、目頭が熱くなる素晴らしい主題歌となりました。物語の最後、熱い情熱と愛を感じながら劇場を後にしてほしいと思います」と話している。



 作詞・作曲を手掛けた大木は「自然と共に生きるアイヌの人々の美しい生き様、土を忘れ欲望を追い求めてしまう僕たちの儚い生き様。正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたらうれしいです」と、『ゴールデンカムイ』の世界観に寄り添い制作した想いを語っている。



 また、主人公の元陸軍兵・杉元佐一役で主演する山崎は「今回、映画のために書き下ろしてくださったということで、本当に『ゴールデンカムイ』にピッタリな歌詞でした。そして、エンドロールで流れた時の、それぞれのキャラクターたちの旅、冒険、そして物語がこれからも進んでいくような力強さだったり、切なさだったり、疾走感みたいなものが感じられてすごく素敵な曲だと思いました」とコメント。



 アイヌの少女・アシリパ(※「リ」は小文字が正式表記)役で出演する山田杏奈は「すごく疾走感がある曲なのに大木さんの声の優しさがとてもいいなと思いました。作品としての力強さにもなっていますし、歌詞の中で『何かを得て、失って、それでも旅は続いていく』というような表現があって、それもすごく、『あぁ、ゴールデンカムイだな』と思いました」と、主題歌を聴いた感想を寄せている。



 楽曲は、来年1月17日に約3年ぶりのシングルCDとしてリリースされることも決定。初回限定盤DVDには、21年目のメジャーデビュー記念日となった2023年10月30日に開催された「This is ACIDMAN 2023 at Zepp Haneda」のLIVE映像が収録される。通常盤には同公演からライブ音源2曲が追加収録される。あわせて解禁されたACIDMANの鋭い眼差しが印象的なモノクロの新ビジュアルは、写真界の巨匠・操上和美が撮影したもの。映画『ゴールデンカムイ』の世界観とも重なるものとなっている。



■ACIDMAN・大木伸夫コメント(全文)



このお話を頂いたのは、とあるライブ出演の20分前。



大好きな漫画の実写化の主題歌というお話だったので大興奮!



すぐにイメージが沸き、(オソマのフリをして、、、)トイレに駆け込み、一気にボイスメモにアイデアを吹き込みました。



自然と共に生きるアイヌの人々の美しい生き様、土を忘れ欲望を追い求めてしまう僕達の儚い生き様。



正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたら嬉しいです。



あらゆる一瞬の明滅の命が、「輝けるもの」になりますように。



※“オソマ”とは、アイヌ語で「うんこ」や「うんこをする」という意味。「ゴールデンカムイ」の作中にたびたび登場する単語。



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