【エンタメ総合】
森高千里が暮らしてみたい世界の“街”を紹介「海外に訪れる一番の目的は“食”」

森高千里


 昨年デビュー35周年を迎えた森高千里。歌手として、また音楽番組のMCなどでも活躍し、変わらぬ美しさと美声で幅広い層から支持を得ている。そんな彼女がナレーションを務める『森高千里の暮らしてみたい世界この街』(BS日テレ、12月2日後18:52~)がその街で暮らしてみたかのような、ゆったりとした憧れの外国暮らしを疑似体験できる番組だ。チェコのプラハとハンガリーのブダペストという2つの街を紹介するこの番組を通して感じたことや、自身が憧れる街について話した。



【写真あり】超ミニ“絶対領域”を下からアングルで…!美脚披露な森高千里



■見ているだけでその街の暮らしを楽しんでいる感覚になれた



――旅番組ではなく、その街で暮らす人々の姿や景色を日常の視点で紹介する番組になっていますが、ご覧になってみてどのような印象を受けましたか?



森高千里:私はプラハもブダペストも訪れたことがないのですが、景観がとてもキレイだなと感じました。歴史的建造物が多く残っていますが、お手入れもされているから古くても美しいんですよね。あと、建物の高さや家の屋根の色が統一されているところも惹かれました。どちらも“住んでみたい”と思わせてくれる素晴らしい街でした。



――チェコでは野菜スープやチェコビール、ハンガリーではグヤーシュやコルバ(ソーセージ)、フォアグラ、パプリカなどその国ならではの食文化が紹介されていました。森高さんは海外に行かれた際に、その国の食文化に触れてどんなことを感じますか?



森高千里:とにかく食べることが好きで、海外に訪れる一番の目的も“食”であることが多いです。なので、カフェやレストラン、スイーツ店などは、一番に調べるようにしています。それは海外だけじゃなく国内旅行も同じで、“おいしいもの巡り”をするために旅行をしていると言ってもいいぐらい、あらゆる国や街の食文化に興味があります。その土地にある市場に寄って、お店に並んでいる食材を見るのも好きですね。メインとして好まれている食材は魚介類が多いのか、それとも肉類が多いのかとか…感じているうちに、なんとなくその街の暮らしが見えてくるような気がして。



――番組で紹介されたプラハの市場で“タコさんウインナー”が売られていて親近感が湧きました。



森高千里:わかります! 大きめのタコさんウインナーでしたけど、実際に売られているのを見るとうれしい気持ちになりました(笑)。市場での店員さんとのやり取りも見ていて楽しかったです。オススメのものを教えてくれたり商品について丁寧に説明してくれたり。市場ならではのフレンドリーなコミュニケーションが素敵だなと感じました。



――見ているだけでその街の暮らしを楽しんでいる感覚になれるのがこの番組の魅力だと思うのですが、ナレーションを収録する際にどんなことを意識されましたか?



森高千里:おっしゃっていただいたように、視聴者の方が旅行気分を味わえたり、暮らしている感覚になれるような番組になっているので、“ゆったり感”とか、“日常感”は意識しましたね。ナレーションは語り口調になっているので、“へぇ〜”とか“こんなの売っているんだ!”とかナレーションの言葉にリアクションをしながら見るのも楽しいかもしれません。



――特に“好きだな”と思った場面はどこでしたか?



森高千里:その街で暮らす方々が、ご自宅の様子を見せてくださったシーンが好きでした。旅行では地元の方のご自宅にお邪魔する機会はなかなかないですし、どんな風に暮らしているかを知ることはできないので、ワクワクしました。“こういう家具を使っているんだな”とか“こういう食器を使っているんだな”とか、ご家庭それぞれのインテリアやお料理もこの番組の注目ポイントになっていると思います。



■森高千里は試食好き!?「ツアー中にもお土産物屋さんの試食コーナーに」



――お仕事やプライベートでたくさんの国や街を訪れてこられたと思いますが、森高さんが暮らしてみたい街はありますか?



森高千里:イギリスのロンドンは昔から憧れの街で、何度か訪れています。特に歴史を感じられる、重厚感のある建物がたくさんあるところに魅力を感じています。



――ロンドンには演劇用の劇場が複数あり、子どもでも気軽に芸術に触れることができる環境が整っていると聞いたことがあります。



森高千里:劇場もたくさんありますし、美術館や博物館も多いですよね。日本にいると美術館などでゆっくり過ごす時間がなかなか取れなかったりするので、プライベートで海外を訪れる時は芸術に触れる時間をゆったりと楽しむようにしています。



――森高さんにとって重要な“食”の面で、ロンドンよりお気に入りの国や街はありますか?



森高千里:なにを食べても美味しかったのはイタリアですね。街を歩いてフラッと入ったお店のお料理のおいしさに感動したこともありますし、パスタの種類が豊富であれもこれも食べたくなってしまうし、もちろん食後のジェラートも‥‥と、とにかく食の誘惑がすごいんです。なので、イタリアへ行く時は、いっぱい歩いてカロリーを消費するようにしています(笑)。



――散歩しているとまたおいしいものの誘惑が出てきちゃったりしませんか?



森高千里:そうなんですよ(笑)。私はスタッフの間で“試食の女王”と呼ばれるぐらい試食が大好きなので、市場を見つけたらつい…。日本でも、ツアーで全国各地を回ると、お土産物屋さんの試食コーナーに寄ったりします(笑)。その土地の名物が試食でいただけるので、そこで試食してみて気に入ったものを買っています。



――忙しい毎日を過ごされていると思いますが、“暮らし”の中で大事にされている事を教えていただけますか。



森高千里:忙しいと“お洗濯をするのはいいけど畳むのが面倒くさいな”とか“今日はお掃除をしたくないな”と思うことってあるじゃないですか。そんな時に音楽を流しながらやり始めると、だんだん楽しくなってくるので好きな音楽は欠かせないです。あと、大好きなデザートを買っておいて、“掃除が終わったらこれを食べよう!”とか(笑)。自分のためのご褒美や楽しみを作るのはおすすめです。“なんでも楽しまないと損”という気持ちを大事にしながら日々の暮らしを過ごしています。



文/奥村百恵

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