" /> 【アニメ】怪盗キッド一色の函館、大泉洋が心配 予告状だらけで「あんなに貼って怒られないのかな?」


【アニメ】
怪盗キッド一色の函館、大泉洋が心配 予告状だらけで「あんなに貼って怒られないのかな?」

函館山を訪れた(左から)大泉洋、コナンくん、山口勝平 (C)2024 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


 アニメ『名探偵コナン』劇場版シリーズ27作目『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』が、4月12日に公開されることを記念して26日、劇場版の舞台となった北海道・函館で、ゲスト声優・大泉洋とメインキャラクターの一人・怪盗キッドを演じる声優・山口勝平が、物語の舞台となった場所を巡る“みちしるべ”イベントを実施した。



【写真】函館に出現した怪盗キッドの予告状!驚く大泉洋&山口勝平



 「北海道が舞台の作品には全て出演したい」と語る、北海道が誇る大スター・大泉洋、そして1996年のアニメ放送当時から工藤新一と怪盗キッドという『名探偵コナン』において重要な2役を演じ続ける声優界のレジェンド・山口勝平。今回、異色の2人が、劇中にも登場する北海道・函館の名所を巡った。



 まず2人が訪れたのは、日本初の西洋式城郭としても有名な五稜郭タワー。そのエントランスで2人を待っていたのは、本作の主人公・江戸川コナンくん。そんなコナンくんに指さされるまま、2人が見上げた先には、入り口に3枚掲げられた怪盗キッドからの予告状が。



 「五稜郭タワーの皆さん ショーの準備は整いました 4.12より皆様のハートを頂きに参上します 怪盗キッド」と書かれたお馴染みのキッドの予告状を見た大泉は、思わず横にいた山口に「え!ちょっと生で聞きたいな…。読んでみてくれませんか?」とおねだり。少し照れた様子を見せながら山口が怪盗キッドの声色で予告状を読み上げると、大泉とまわりのギャラリーから大きな拍手が起きた。



 大泉も「カッコいい!やっぱり横でキッドの声が聴けるって、テンション上がりますね!」と開始早々、大盛り上がりの様子で、その後、2人は五稜郭を見下ろせるガラス張りの展望台へ。



 頭上から見下ろすとキレイな星形に見える五稜郭に感動しつつ、何度か五稜郭タワーを訪れたことのある大泉が、「改めて見ると本当に映画はそのままですね。映画だと桜がたくさん咲いているから、その時期にもう一回来たい」と話し、五稜郭をはじめて訪れた山口は「来るのは初めてですが、ロマンを感じます」と新選組が好きな背景もあり、大泉が五稜郭の説明をする形で会話が尽きない様子だった。



 次に訪れた、金森赤レンガ倉庫街では、赤レンガの壁めいいっぱいに掲げられたキッドの予告状を見るや、その大きさに「デカい!」と驚きを隠せない様子の大泉と山口。後に行われたトークショーでは、この広告について「相当な業者を呼ばないとあんな巨大看板はできないはず。この広告は今後函館だけじゃなく、日本中をジャックするらしいけど、一体どういう契約でやってんのか…、あの大きさってことは真夜中に作業してんの?」と、大泉節のぼやきも織り交ぜつつ、怪盗キッドの予告状の展開に興味津々な様子。



 そして、陽が徐々に傾く中、最後に向かったのは、その雄大なパノラマや美しい夜景が楽しめることで“100万ドルの夜景”と呼ばれる景色が山頂から見られる函館山。函館山に到着した大泉と山口は、まず、函館山内にある[クレモナホール]にて、タイトルにかけて集めた約100人のファンの前でトークイベントを実施。



 MCの呼び込みでキャストが呼ばれ、登場した大泉が「北海道が産んだ大スター、ご存じ・大泉洋でございます!」とあいさつすると、会場からは大きな拍手と歓声が起きた。



 函館を訪れるのが、2回目だという山口と函館の魅力トークを進める中で、今日巡った3か所について聞かれた大泉は「行く箇所箇所で、なにやら怪しげな…、怪盗キッドの予告状というものが出ておりまして。あんなに貼って怒られないのかなと思いつつ、函館中でコナンが盛り上がっている感じが伝わってきて嬉しかったですね! しかも今日は、隣にいた本物の怪盗キッド(山口勝平)に声でアテレコまでしてもらって…感動しました」と喜んだ。



 その後も「僕が北海道でどこかをオススメするとしたら函館!観るべきポイントがたくさんあるし、食べ物もおいしい。魅力にあふれている街ですが、今回の映画はそんな函館の街がとても精巧に描かれている。地元の人だったら絶対知っている景色でコナンくんたちが縦横無尽に暴れ回ります。僕は函館への愛が強すぎるがゆえに、思わず『なに函館をこんなめちゃくちゃにしてくれてんの!?』と思うシーンがあったりもしましたが(笑)」とツッコミつつ、「そこも含めてすごく楽しめる要素がたくさんあります」と函館愛と映画の魅力を同時にアピールし、最後のトークを締めくくった。



 最後には、“100万ドルの夜景”が見られる展望台へのぼり、夕焼けから夜景に代わる“マジックアワー”の瞬間を切り取るようなフォトセッションも行われた。

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