" /> 【エンタメ総合】由紀さおり、77歳でもチャレンジ 55周年コンサートで初の三味線の弾き歌い「どこまで自分のものにできるか」


【エンタメ総合】
由紀さおり、77歳でもチャレンジ 55周年コンサートで初の三味線の弾き歌い「どこまで自分のものにできるか」

由紀さおり (C)ORICON NewS inc.


 日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第45回松尾芸能賞』の贈呈式が29日、都内で行われた。歌手の由紀さおり(77)が特別賞を受賞した。



【集合ショット】古田新太、由紀さおりら『第45回松尾芸能賞』各賞受賞者が勢ぞろい



 由紀の贈賞理由は「少女時代から姉 安田祥子と共に童謡歌手として活躍。1969年、東芝レコードから『夜明けのスキャット』再デビュー。この曲は売上げ150万枚を超す大ヒット曲になり、第20回NHK紅白歌合戦の出場を果たす。翌年発売の『手紙』もヒットチャート6週連続1位を記録し、この年の第12回日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。また国際的な知名度も高く、2011年にピンク・マルティーニとのコラボレーションでCD発売やデジタル配信された『1969』は、カナダでのチャート誌ワールドミュージックで1位を獲得するなど、世界50ヵ国以上で高く評価されており、自国でも平成23年度芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。さらに、姉 安田祥子と共に童謡・唱歌のコンサートをスタートさせ、童謡ブームの火付け役になる活躍をみせた。その歌唱は歌謡曲のみならず、ポップス、ジャズ、アニメ主題歌と多岐にわたり、特にスキャットで歌った『トルコ行進曲』は大きな話題を呼び、日本の音楽文化発展に大きく寄与した」という内容だった。



 ステージで由紀は「このような晴れやかな場所にこうして立たせていただく機会を皆様方にお作りいただきまして、本当にうれしく感謝を申し上げます。皆様、ありがとうございました」と笑顔。「ご紹介にもございましたけれども、由紀さおりという名前をいただいて、『夜明けのスキャット』でデビューして今年55周年。『新しい私』というタイトルのコンサートが3月にスタートしたばかりでございます。来年の4月の初旬まで1年間通して新たな挑戦をする、そういう内容のステージを1年間やらせていただく準備を進めております、その折にこの特別賞をいただくという朗報をちょうだいいたしまして『頑張んなさいよ』と背を押していただいたような、そんな思いでございます」としみじみと口にした。



 さらに、今年パリ五輪があるパリでもコンサートが予定されている。「できましたらフランス語でやりたいなと。今特訓中でございますけれども」とにっこり。飽くなき向上心も。「長く歌わせていただいて、これから先もこういう仕事を続けていく上で学びがほしいと思っておりまして、まだまだ拙いところでございますけれども、三味線の弾き歌いにチャレンジいたしまして。この度の55周年で初めて皆様方にお披露目をさせていただく所存でございます」と明かし、会場を驚かせた。「1年間を通してどこまで自分のものにできるか。この和の世界で、またきちんとした日本語の歌を歌う機会を見つけたように思っております」と意気込む。最後は「この賞をいただいて、元気をいただいて、もうちょっと歌っていけたらなと思っております。皆様、今後ともどうぞよろしくお願いをいたします」と決意を新たにしていた。



■『第45回松尾芸能賞』

【大賞】中村時蔵(演劇)

【優秀賞】豊竹呂勢太夫(文楽)、古田新太(演劇)、米川文清(邦楽)、佐藤B作(演劇)

【新人賞】中村児太郎(演劇)

【特別賞】由紀さおり(歌謡)

【功労賞】林与一(演劇)

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