【エンタメ総合】
女性用マッサージ店を描くドラマ開幕 「触ってほしくて…」“丁寧”描写や“すっきり顔”に反響

ドラマ『買われた男』第1話より(C)買われた男」製作委員会


 俳優の瀬戸利樹が主演し、久保田悠来、池田匡志が共演する、テレビ大阪・BSテレ東の深夜ドラマ『買われた男』(毎週水曜 深0:00)が、17日より放送スタート。女性用マッサージ店を題材とした初の地上波ドラマで、過激なタイトルや予告が話題となっていたが、オンエアでは丁寧な心境描写が共感を集めている。



【場面カット多数】緊張していた女性が「気持ちいい…」 施術後にはすっきり顔に



 原作漫画をもとに、中毒性のある「大人の恋愛ドラマ」を届ける「DRAMA ADDICT」枠の新作。“女風”と称される女性用マッサージ店を舞台に、「KIRAMEKI」のセラピストのヤマト(瀬戸)、龍一(久保田)、シアン(池田)の元を女性客が訪れる。



 女性客にはそれぞれ秘めた思いがあり、セラピストの3人もこの仕事を選んだ過去がある。ジェンダーレスな視点も交え、タブー視されがちな“性”を前向きに描いていく。



 第1話では、主婦のどか(佐藤玲)が来店。夫婦仲はよいが、夫に浮気されたことがあり、レス状態に不満。マッサージを受けるのは自分の気持ちを「確かめるため」だった。



 ヤマトの施術やトークで「気持ちいい…」と心身とも解きほぐされたのどかは「やっぱり触ってほしくて、シンプルに求められなくなるのが、怖くて」と涙ぐみ、心境を吐露。その姿に、ヤマトは「ほかの男と一緒にいても、気になっちゃうぐらい好きなんじゃないかな、旦那さんのこと。それを確かめたいから、きょう来てくれたのかな」とやさしい言葉。のどかは「私もう来ないと思う!」と笑顔になった。



 のどかを好演した佐藤は、自身のX(旧ツイッター)で「過激なサムネイルやタイトルとは裏腹に、とても丁寧に人間の本質に向き合っている作品です。 ぜひ男女問わずご覧いただけたら嬉しいです」と呼びかけ。



 視聴者からはSNSに「綺麗に撮ってあるので絡み苦手な人も見やすいと思うしエンディングも凄く良かった」、「少なくとも『私たちは買われた』的な作品では全くなく、弱者がどうとかそういう話でもガチで一切ない」、「セラピスト三人は私たち視聴者の心まで癒やしてくれる」、「のどかさんがすっきりした顔で帰っていったの、こちらまで嬉しかったなぁ」など多数の感想が寄せられ、2話以降への期待が高まっている。TVerで見逃し配信あり。

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