【エンタメ総合】
『イップス』塚本高史の“お花畑”じゃない犯行シーン解禁 おバカな二世議員なのに完璧な密室トリックとは?

金9『イップス』第3話の犯人役ゲストとして出演する塚本高史(右)(C)フジテレビ


 俳優の篠原涼子とお笑いタレントのバカリズムがW主演するフジテレビ系金9ドラマ『イップス』(毎週金曜 後9:00)の第3話が26日に放送される。それを前に犯行シーンが公開された。



【画像】犯行シーン解禁!犯人役ゲストとして出演する塚本高史



 本作は小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップスを抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。絶不調なバディが補い合い、小気味よい会話劇を繰り広げながらコミカルタッチに犯人を追い詰めていく。



 ミコは森野をモデルとした小説を書くため、森野に密着取材することに。密着を理由に今回も事件現場を訪れたミコは森野と共に首をつっこんでいく。



 今回の現場は都議会議員・尾花健一郎(塚本高史)の邸宅。健一郎は元衆議院議員・尾花総一郎の息子で、父亡き後は地盤を引き継いで数年前に都議会議員に当選したいわゆる二世議員だ。議員らしからぬ爽やかなルックスで人気を博す一方で、もっともらしい顔で中身のないことを言ってしまったり、コメントがお花畑過ぎるため世間からは“尾花”という名字をもじられて“フラワー健一郎”というニックネームで呼ばれている愛されキャラ。



 健一郎自身は父親のような偉大な政治家を目指して自ら政策を考えたり、セミナーを開こうとしたりと政治活動に積極的だが、先代から秘書として尾花家を支える第一秘書の田所万作(平田満)からは「余計なことをするな」と止められてしまう。それどころか「フラワーという言葉がピッタリ」とまで言われてしまう。スピーチの内容はもちろん、身につけるネクタイの色まで田所から指定され、自分の思い通りにならないことに日々悶々としていた健一郎。そんなある日、言い合いから突発的に田所を刺殺してしまう。殺人の証拠を必死に消そうとするが…。



 ミコと森野が尾花邸を訪れると、現場は密室になっていて田所は自らナイフを握った体勢になっていた。お花畑といじられるほどの健一郎が、警察の捜査を惑わすほどの完璧な密室トリックを完成させたのか。しかし、森野は“殺人事件味が強い”とグッタリするだけでなく、ミコも自らナイフで刺すパターンの自殺は怪しいとにらむ。全然お花畑じゃない密室トリックの真相とは。

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