【映画】
「金ロー」『ジュラシック・ワールド』3部作一挙放送 『新たなる支配者』地上波初放送【今後のラインナップあり】

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』


 映画『ジュラシック・ワールド』3部作が、日本テレビ系「金曜ロードショー」で3週連続一挙放送されることが26日、発表された。5月17日に『ジュラシック・ワールド』、24日に『ジュラシック・ワールド/炎の王国』、31日に『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』を放送する。



【写真】『炎の王国』も放送!迫力満点な恐竜たち



 17日(後9:00~後11:09※放送枠15分拡大)に放送される『ジュラシック・ワールド』(2015年)は、「ジュラシック・パーク」の大惨劇から22年後を舞台に描く。当時の会社は買収され、新たな恐竜のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」がオープン。恐竜たちを間近に見られ、触れ合うことができる高級リゾートとして人気を博していた。



 パークの成功のために新種の恐竜を作り出さなければならず、人間はとうとう倫理観の一線を超え、遺伝子組み換え恐竜を作り出してしまう。作り出された大型恐竜インドミナス・レックスは、けた違いに知性と攻撃性が高く、隔離されていた場所から「ジュラシック・ワールド」のジャングルへ逃亡する。



 同作の注目のポイントは「登場する恐竜たちの賢さ」。脱走する大型恐竜インドミナス・レックスは、わなを張ったり、身を隠したり、その賢さで人間たちを脅かす。インドミナス以外にも、人間と心を通わす恐竜(ブルー)も登場する。育ての親の主人公・オーウェンは、ブルーと信頼関係を築き、子どものような存在にまでなる。



 24日(後9:00~後11:14※放送枠20分拡大)放送の『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)は、人気テーマパークだった「ジュラシック・ワールド」が、解き放たれた恐竜たちによって破壊されてから3年後を描く。島に残った恐竜たちは、ジャングルの中でも自力で生き延びていた。しかし、島の火山が活発な活動を始め、恐竜たちは絶滅の危機に。人類は自分たちが復活させたはずの恐竜たちを、見放し絶滅させるのか、保護するのか選択を迫られる。



 そんな中、保護団体が恐竜たちを利用するために暗躍する。島の恐竜たちが運び込まれたのはアメリカ本土の地下施設。恐竜たちはコレクションとして、世界中のバイヤーに売りさばかれ、軍事利用しようとする企みも進んでいた。



 注目ポイントは「匂いまで伝わってきそうなリアルな恐竜の表現」。『炎の王国』では、前作に比べ、より多くの恐竜のロボット(アニマトロニクス)が使われることになった。恐竜のロボットを精巧に作るのには、相当な労力もかかるが、その分、セットに恐竜がいれば実際に照明を当てることもでき、役者も恐竜を見て演技ができ、リアルな表現ができるそう。「ジュラシック」シリーズの伝統ともいえる映画表現が堪能できる。



 31日(後9:00~後11:29※放送枠35分拡大)に放送される『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022年)は、地上波初放送となる。火山噴火の危機から救出された恐竜たちが、アメリカ本土から世界中へと解き放たれてしまってから4年後を描く。地球上の各地に恐竜たちが住みつくようになり、地球は人類と恐竜が混在する新しい世界、まさに“ジュラシック・ワールド”となっていた。



 恐竜の保護活動を続けるオーウェンは、人里離れた山小屋で暮らしていた。ある日、オーウェンはかつて心を通わせた恐竜・ブルーと、その子どもに再会する。しかし、何者かによって、ブルーの子どもが誘拐されてしまう。オーウェンはブルーに「俺が取り戻してやる」と約束し、救出に向かう。



 注目のシーンは、街中で繰り広げられるカーチェイスならぬ“恐竜チェイス”。バイクに乗った主人公・オーウェンが、軍事利用された恐竜たちに追われるシーンは大迫力。超高速の展開となる。



【今後の「金ロー」放送ラインナップ】

26日『シンデレラ』

5月3日『猫の恩返し』(本編ノーカット)

10日『耳をすませば』(地上波初放送)

17日『ジュラシック・ワールド』

24日『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

31日『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(地上波初放送)

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