【エンタメ総合】
“モンスター”井上尚弥“悪童”ネリに圧巻KO勝利 まさかのダウンも立て直す

『Prime Video Presents Live Boxing 8』会見に出席した(左から)井上尚弥、ルイス・ネリ (C)ORICON NewS inc.


 ボクシング・世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチが6日、東京ドームで行われ、王者の井上尚弥が挑戦者のルイス・ネリにKO勝利を収めた。



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 1ラウンド、井上はネリの左フックにまさかのダウンを喫した。会場中からどよめきが上がり、井上も気持ちを保ちながら起き上がり、その後は防戦しながらも1ラウンドを乗り切った。



 迎えた2ラウンド、東京ドームから「尚弥!」コールが送られる中、井上は見事にダウンを奪い返し、井上も思わずガッツポーズを作り、会場からも大きな歓声が上がった。井上は冷静にボディを放ちながら、優位に進めていった。



 3ラウンド、井上はリズムよくパンチを放っていき、ネリの攻撃もかわしていく。緊迫した状態が続く中で迎えた4ラウンド。ガードを下げ、フェイントをかけて攻撃を繰り出すなど、魅せる場面も作りつつ、ボディも決めた。



 5ラウンドも引き続き、緊張感あるシーンが続くが、井上のパンチがネリを捉え始める。井上の左がさく裂し、ネリが2度目のダウン。KO勝利への期待がかかる中での6ラウンド、井上は攻撃の手を緩めず、見事なダウンを奪い、ネリは立ち上がれなかった。



 東京ドームでのボクシング興行は、1990年に行われたマイク・タイソン以来34年ぶりで、井上は日本人として初のメインイベントを務めた。



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