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武居由樹、井上尚弥と極秘スパーリング「格闘技人生で1番ボコボコに…」

井上尚弥と極秘スパーリングしたことを明かした武居由樹(C)ORICON NewS inc.


 6日に東京ドームで行われたボクシング・世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチで挑戦者のルイス・ネリに6回1分22秒TKO勝ちを収め、防衛に成功した王者・井上尚弥が7日、横浜市内にある大橋ジムで一夜明け会見を行った。



【写真】晴れ晴れとした表情!一夜明け会見を行った井上尚弥



 一夜明け会見は、同じく大橋ジムでWBO世界バンタム級となった武居由樹、WBAバンタム級王者を防衛した井上拓真も参加。試合後、大橋秀行会長は、尚弥と武居がスパーリングをしていたことを明かしていた。詳細を問われると大橋会長は「言わなきゃよかった。テンション上がっちゃった」と苦笑い。大橋会長はやらせたくなかったが、お互いに希望したため、4週間ほどまえに10ラウンドで実現したという。尚弥は「マス(スパーリング)に毛が生えたようなもの」としたが、武居は「いい経験をさせてもらったんですけど、ボッコボコにメッタメタにやられました。格闘技人生で1番ボコボコにされました…」と苦笑いだった。



 1ラウンド、井上はネリの左フックにまさかのダウンを喫した。会場中からどよめきが上がり、井上も気持ちを保ちながら起き上がり、その後は防戦しながらも1ラウンドを乗り切った。迎えた2ラウンド、東京ドームから「尚弥!」コールが送られる中、井上は見事にダウンを奪い返し、井上も思わずガッツポーズを作り、会場からも大きな歓声が上がった。井上は冷静にボディを放ちながら、優位に進めていった。



 3ラウンド、井上はリズムよくパンチを放っていき、ネリの攻撃もかわしていく。緊迫した状態が続く中で迎えた4ラウンド。ガードを下げ、フェイントをかけて攻撃を繰り出すなど、魅せる場面も作りつつ、ボディも決めた。5ラウンドも引き続き、緊張感あるシーンが続くが、井上のパンチがネリを捉え始める。井上の左がさく裂し、ネリが2度目のダウン。KO勝利への期待がかかる中での6ラウンド、井上は攻撃の手を緩めず、見事なダウンを奪い、ネリは立ち上がれなかった。



 東京ドームでのボクシング興行は、1990年に行われたマイク・タイソン以来34年ぶりで、井上は日本人として初のメインイベントを務めた。

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