【映画】
原子爆弾を開発した科学者を描いた『オッペンハイマー』観客動員100万人突破

映画『オッペンハイマー』(公開中)(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.


 「第96回アカデミー賞」で作品賞・監督賞を含む最多7部門を受賞した、クリストファー・ノーラン監督の映画『オッペンハイマー』が、3月29日の日本公開から5月4日までの37日間で観客動員100万人超え、興行収入16億円を突破したことが7日、わかった。2024年に公開された洋画作品ではNo.1ヒットとなっている。



【動画】『オッペンハイマー』アカデミー賞キャスト特別映像



 SNSでは「何度も観て理解したい」「もう1回観にいきたい面白さだった」「改めて史実を勉強してから観直してみたい」「映画の構造を分かって観るとさらに面白い」「2回目はIMAXで。パンフを読んだりして時系列や登場人物を整理したうえで臨んだから、描写に集中して見られた」など、リピーター鑑賞する人も。



 劇場での上映は、IMAX65ミリ・カメラの表現力を知り尽くしたノーラン監督が2つの画角で極限の没入体験へと導くIMAX版、質の高い音響で監督の演出意図を堪能できるDolby Cinema版、繊細な表現が心に焼きつく35ミリフィルム版、そして通常版の4つのフォーマットで上映が続いている。



 本作は、第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加し、優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功したJ・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落の生涯を実話にもとづいて描いた作品。



 昨年7月の全米公開を皮切りに、世界的もヒットを記録。アカデミー賞では、キリアン・マーフィーが主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞を受賞。ほかに、エミリー・ブラント、マット・デイモン、フローレンス・ピューらが出演している。

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