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【RWS】3階級王者の吉成名高、初防衛戦に意欲「互いの駆け引きの中で盛り上がる展開を」

7月14日開催の『RWS JAPAN 2024』(TIPSTAR DOME CHIBA)の対戦カード発表記者会見が29日、神奈川県内で行われた。ラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者・吉成名高(23)は、スーパーフライ級でジョムホート・コースワンタット(35)の挑戦を受けて初の防衛戦に臨む。
【集合カット】『RWS JAPAN 2024』での熱い展開に意欲を見せた出場選手
吉成はジョムホートについて、「早くてボクシングテクニックもあり、自分と同じフィーム(テクニシャン)スタイルの選手」と分析。その上で「KO率の高い選手でかなり前に出てくると思う。お互いの駆け引きの中で盛り上がる展開を作れると思うので、最終的にはフィニッシュまでつなげて勝つ」と意気込んだ。RWS日本大会のマッチメーカー中川夏生氏は「名高と同じでサウスポーのフィーム(テクニシャン)。両雄の対決を日本でやれるということが、今の時代じゃないと逆にできないんじゃないか」と語った。
“日本ムエタイ界の最高傑作”こと吉成は2023年7月、タイ人以外では初めてラジャダムナンスタジアムの2階級制覇を達成。そして同12月には「スーパーフライ級暫定王座決定戦」でシューサップ・トー・イッティポーンに勝利し、前人未到の3階級制覇を成し遂げた。24年2月に東京・後楽園ホールで開催された『RWS JAPAN』のメインイベントにて、プレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)を判定3-0で破りラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座を統一した。
●7・14『RWS JAPAN 2024』
【対戦カード】
・ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座戦
吉成名高vs.ジョムホート・コースワンタット
・同バンタム級王座戦
クンスックレック・ブームデックシアンvs.松田龍聖
・スーパーフライ級
石井一成vs.パントー・ポーラックブン
・スーパーフェザー級
ウーコン・シットジャローンウィットvs.吉成士門
・ヘビー級
植村真弥vs.マイク・ポーチャッチャイ
・フライ級
奥脇竜哉vs.ゲーオナーカー・オーボージョーナコーンパノム
・フェザー級
チャヤコーン・ポーラックブーンvs.品川朝陽
・アトム級
ノンパーフォン・ファミリームエタイvs.伊藤紗弥
・58キロ契約
スーパーマン・バンチャメークvs.馬渡亮太
・ミドル級
マイク・ジョーvs.パンダ・スミシークンマ
・スーパーフェザー級
サケン・キアトゥイナップvs.パルコ・レンジャージム
・アトム級
パヤーフォン・バンチャメークvs.押川香菜