【映画】
藤ヶ谷太輔、愛読書の実写化『傲慢と善良』完成に感慨 奈緒とのW主演に原作者・辻村深月氏が太鼓判「私が見たかった映画」

愛読書の実写完成に感慨にふけったKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔 (C)ORICON NewS inc.


 Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、俳優の奈緒が11日、都内で行われた映画『傲慢と善良』ジャパンプレミア(27日公開)に登壇。かねてから原作ファンを公言してきた藤ヶ谷が、主演として本作のジャパンプレミアを迎えた思いを語った。



【写真】微笑ましい!笑顔で見つめ合う奈緒&藤ヶ谷太輔



 本作は、辻村深月氏の同名小説(朝日文庫/朝日新聞出版)を、藤ヶ谷と奈緒のダブル主演で映画化。西澤架(藤ヶ谷)と坂庭真実(奈緒)はマッチングアプリで出会い、婚約するもその直後、真実が突然失踪してしまう。彼女を探すうち“知りたくなかった過去と嘘”が明らかになる。思わぬ場所で再会した2人が最後にたどり着く“一生に一度の選択”を描く、感動の恋愛ミステリー。



 イベント冒頭のあいさつで藤ヶ谷は「夢が形になる瞬間ですので、ドキドキふわふわしています。すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と感慨。主演が決定した時は「心からうれしかった。原作に出会ったときは、とにかくこの小説が面白いということを伝えているだけで、いつか実写化で自分がやりたいという思いはなかったんですけど、それがこうやって形になっていったことがすごくうれしかった」と笑顔を見せた。



 奈緒は「辻村さんの作品に出演したいというのがこの仕事を始めた時からの夢でしたので、私も夢がかなってうれしいです。辻村さんにも来ていただいて、信頼する監督、キャストの皆様とこの日を迎えられて…、本当に朝起きた時から幸せでした」と喜びを語った。



 辻村氏は「原作を書いてから、かなり言葉を尽くして描いた作品。自分でもよくここまで書いたなということを書いている。だからこそ、実写だとそれが伝わらないんじゃないかという思いながら、でも伝わらなくても…という気持ちで送り出しました。でも、架の痛い部分やかっこ悪い部分も全部入れてくださった、私が見たかった『傲慢と善良』になっていると思います」と太鼓判を押した。



 舞台あいさつの最後には、藤ヶ谷が「自分にとっての代表作になったらいいなとすごく思っています。皆さんにも刺さる言葉はたくさんあると思います。皆さんの人生の中で、刺さった映画の1本になったらうれしいです」と思いを語った。



 イベントには俳優の倉悠貴、桜庭ななみ、萩原健太郎監督も登場した。

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