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《新型コロナ対策》足踏みで手を消毒 茨城県内製造業・共同受注体 ひたちなか市に寄贈

大谷明市長(右)に足踏み式消毒液スタンドの使い方を説明するGLITの松木徹代表=ひたちなか市役所
大谷明市長(右)に足踏み式消毒液スタンドの使い方を説明するGLITの松木徹代表=ひたちなか市役所


新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立ててもらおうと、県内の製造業11社でつくる共同受注体「GLIT(グリット)」(松木徹代表)が、ひたちなか市に足踏み式消毒液スタンド5台を寄贈した。

松木代表が社長を務めるCNC旋盤・切削加工のエムテック(ひたちなか市)と精密板金加工の菊池精器製作所(同市、菊池宏昭社長)など4社が協力し、1カ月で開発した。

スタンドに消毒液の噴霧ボトルを設置すると、手でボトルに触れることなく、足元のペダルを踏むだけで手に消毒液を噴霧できる。

さびにくいステンレス製で、高さ約1メートル、重さ約6.5キロ。簡単に組み立てることができ、ボトルをのせる台の高さは調整できる。

26日に松木代表と菊池社長らが市役所を訪ね、大谷明市長に目録を手渡した。

松木代表は「地元の製造業者としてひたちなか市に貢献したい」と話した。大谷市長は「大変ありがたい。大事に使いたい」と感謝した。

GLITは7月から、当面県内限定でスタンドの販売を始める。価格は送料込みで3万800円(税込み)。問い合わせはエムテック(電)029(272)4310



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