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皇室「献上柿」を選定 石岡 色や形、念入り確認

真剣な表情で献上柿を選ぶ審査員ら=石岡市柿岡
真剣な表情で献上柿を選ぶ審査員ら=石岡市柿岡


「献上柿」として皇室に届けられる、石岡市八郷地区特産の富有柿の最終審査会が18日、同市柿岡の八郷総合支所で行われた。今年は夏の長雨と高温で成長が悪く、害虫被害も多く出たが、天候不順を乗り越えた品質の良い柿が出そろった。

審査会は、石岡市八郷柿振興協議会のマル園、JAやさと柿部会、十三塚の3出荷組合が毎年、持ち回りで行っている。机の上に並べられた柿から、色・形・大きさの良いものを選び出し、三つのきり箱に一つ一つ丁寧に詰め込んだ。

同協議会の上田佳幸会長は「手塩にかけ一生懸命育ててもらった柿を選別し、最高級のものが並んだことにありがとうと言いたい」と、組合員をねぎらった。

今年は新型コロナウイルスの影響で、宅配便で送る。献上柿は天皇、皇后両陛下と、皇嗣(こうし)秋篠宮さまに贈られる。



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