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新型コロナ 茨城で新たに38人 県立中央病院患者や職員、力士も

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町


茨城県と水戸市は12日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計38人確認されたと発表した。県立中央病院(笠間市)で新たに入院患者と職員計6人の陽性が判明したほか、これまでクラスター(感染者集団)が発生した施設で感染者の確認が相次いだ。11日に日本相撲協会が感染を発表した立浪部屋(つくばみらい市)の幕内天空海(あくあ)関(30)と、幕下以下6人の計7力士も12日発表の感染者に含まれた。県内の累計感染者は1973人となった。

県によると、同病院で陽性が確認されたのは70〜80代の入院患者の男女3人と、30〜40代の女性看護師3人。いずれも既に感染者が発生している病棟の関係者だった。同病院関連の感染者は計14人に拡大した。

土浦市の20代女性は、同市内のサービス付き高齢者住宅の職員で、関連の感染者は計25人となった。坂東市の50代パート女性は、同市の障害者支援施設「暁厚生園」の職員。関連の感染者は64人となった。つくば市内の障害福祉サービス事業所では、入所する20代男性の陽性が判明した。関連の感染者は計37人。

9日に感染が判明した阿見町の家族3人と会食をした20〜50代の親族・知人の男女6人も陽性と分かった。

水戸市によると、同市のの50代パート女性は、9日に県が感染を発表したひたちなか市の50代女性の親族。今月初めに実家で会った。

新型コロナ感染者のうち新たに40人が11日までに回復。県内の退院・退所などは計1576人となった。

■県内感染確認者
1973人(前日比+38人)
うち死者 26人
退院・退所等 1576人
(県発表、12日午後10時現在)



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