2018年5月25日(金)

【デスク日誌】厳しさ増す大学間競争

名古屋大と岐阜大が、運営する国立大学法人の統合を進めている。大学名やキャンパスは現状を維持するが、事務部門などを共通化することで効率化を目指す▼そこで生まれた予算や人員を研究教育分野に回すことで競争力を強化するのが狙い。ほかに、北海道内の3大学でも同様の動きが出ている▼私立大学も厳しい状況で、経営難にある法人が全体の2割近くに上るという統計もある。補助金は減額傾向で、交付要件が見直され、差をつけていくことも検討されている▼背景にあるのは少子化。学生の減少は予想されており、大学間競争は今後さらに厳しさを増す。ただ効率化もそうだが、第一は学生にとって魅力ある大学であるかどうか。学生あっての大学であり、戦略や対応を間違えれば、たとえ名門といえども、生き残りはできなくなってしまうだろう。 (報道部・黒羽根勝弘)

2018 年
 5 月 25 日 (金)

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