【デスク日誌】給付型奨学金の拡充を
学生時代、日本育英会(現日本学生支援機構)の奨学金を受けて都内の大学に通っていた。貸与額は月額4万8千円だったと記憶している
▼仕送りと奨学金で学生生活を送らせてもらったが、当時は初めての1人暮らしで完全に浮かれており、貸与型奨学金制度の趣旨を十分理解していなかった
▼その「ツケ」は社会人になって払うことに。何しろ4年間の貸与総額は200万円超である。奨学金を借りず「もっとアルバイトをすればよかった」と思ったのは一度や二度ではない
▼現在は官民の給付型奨学金制度があり、給付に加え授業料を最大70万円免除する低所得世帯向けの修学支援制度も整備されている。就学支援は充実したと言えるだろうが、果たして十分か。意欲ある若者に学びの機会を提供しつつ、生活者の暮らしを守るため、さらなる制度拡充が求められる。(報道部・大平賢二)









