2018年8月19日(日)

【デスク日誌】正気の秋はいまどこに

きのうの朝、久しぶりに近所をウオーキングした。狂気の暑さで、遠のいていた。気圧配置の変化で寒気が上空を覆い、涼風に誘われて、外へと足が向いた▼しばし歩き、住宅地を抜けると、水田が広がる。黄金色に輝き始めた稲穂が、こうべを垂れている。水不足や台風の影響は受けていない様子だ。及ばずながら豊作を祈念した▼田と田の間を歩くのは気持ちいい。さえぎる物がない。空も以前より深く見える。雑木林の一角で木陰を楽しみ、大きく息を吸った。むせ返る暑さの中ではできなかったことだ。ハグロトンボが3匹、ひらひらと舞った。行き交う人と快くあいさつを交わした▼小さな神社で勝手ながら二拝、二拍手、一拝して安寧(あんねい)を祈り、引き返した。住宅地近くの畑には淡紅色のゴマの花が咲いていた。季節の移ろいを感じる。正気の秋は、いまどこに。(整理部・吉岡賢)

2018 年
 8 月 20 日 (月)

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