【デスク日誌】震災経験、備えに生かす

「3・11」。2011年の東日本大震災の発生から、きのうで15年の月日が流れた。「あの時」味わった強烈な出来事は深く脳裏に刻まれ、今も地震の揺れを感じたり、スマホから緊急地震速報を受信したりするたび、わずかに体が緊張する

▼あの時。水戸市けやき台の社屋(当時)にいた。激しい揺れに見舞われ、床に資料や物が散乱。すぐ取材に出た。その写真を見返すと、平穏が崩れ、世の中が混乱に陥った生々しい様子がよみがえった

▼大震災以降、16年の熊本地震、18年の北海道胆振東部地震、24年の能登半島地震など甚大な被害をもたらす震災は、繰り返し発生。地震以外、15年の関東・東北豪雨(常総水害)も記憶に新しい

▼突然牙をむく、自然の猛威。あの時の記憶と経験を糧に、万一への備えは十分か。まずは足元から、防災備品を再確認しようと思う。(報道部・小林久隆)