【デスク日誌】震災15年助け合い今も

先日、自宅の給湯設備に不具合が生じ、お湯が出なくなった。ちょうど浴室にいたところ、温水から冷水に。洗面器にたまっていたお湯で何とか体を拭った

▼東日本大震災を思い出した。水と電気の供給が止まり、自宅で使用できたのはガスのみ。ペットボトル水を沸かして洗面器に湯を張りタオルに浸して体を拭いた

▼大震災以降も県内では河川氾濫などの災害が相次いだ。被災地でひときわ目に入った光景が助け合いだ。住民同士が食事を持ち寄ったり、地元の学生が被災家屋の片付けをしたり、近所の足の不自由な高齢者を病院に送り届けたりなど、力を合わせて苦境を乗り切ろうとする姿が印象的だった

▼「困ったことがあったら、言って」。大震災を経験した女性は周りの人たちへの声かけを行う。15年たった今も助け合いの精神は生き続けている。(写真映像部・鹿嶋栄寿)