2018年1月24日(水)

【デスク日誌】おせちに託された思い

母のおせち料理、今年は格別においしかった。独り暮らしの母を家族で訪ね、手作りのおせち料理をごちそうになるのが元日の慣例になっていた。料理が得意ではない母だが、一つ一つが丁寧に作られていた
▼急用ができたため、一人で翌日の昼ごろ実家を訪ねた。玄関での呼び掛けに返事はなく、留守なのかと家に入ると、母は洗面所で倒れていた。そのまま母は72歳で帰らぬ人となった。年末から冷え込みが厳しく、その日の早朝に心筋梗塞を発症していた
▼母は中学を卒業後に就職、工場で働きながら夜間に洋裁学校で技術を学んだ。父と洋服店を営み、父亡き後も洋裁を続け、働ける環境に幸せを感じる人だった
▼母はおせち料理を通して、家族に何を伝えたかったのだろう。思いをはせながら、しっかりと人生を歩んでいきたい。「ありがとう」お母さん。 (整理部・菊池敦史)

2018 年
 1 月 24 日 (水)

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