【デスク日誌】無視できぬ「黒い金曜」

この時期、「黒」が気になる。米国由来の大型セール「ブラックフライデー」のことだ。年末商戦の前哨戦ともいえる安売りのイベントで、街中では企業の告知が見られる。衣料品、食料品のほか旅行なども安い

▼毎年11月の第4木曜日の翌日とされており、今年は28日。企業ではそれより早い時期からセールを段階的に始めたり、10日間連続で開催したりしている。インターネットショッピングでも盛況だ

▼日本では10年ほど前に始まったとされる「黒い金曜日」。稼ぎたい企業側の販売戦略に消費者が踊らされているという気もするが、10月のハロウィーン、12月のクリスマスの間に入る新しい文化として認知されたようだ

▼結論。物価高による値上げが続く中、「普段よりお買い得」はやはり無視できない。この機会を逃さず、買い物に出かけようと思う。(報道部・高阿田総司)