歴史彩る書作品披露

○…日本書作院展が東京・国立新美術館で15日まで開かれている。創立者の浅香鉄心氏と吉澤鐵石(てっせき)氏の生誕100年記念の作品も展示。鐵石氏の長男、吉澤石琥(せきこ)副理事長は「お互いに認め合う仲。(父は)浅香先生の女房役的な存在だった」と回想する。

書道界の歴史を彩る2人の代表作が同時に鑑賞できる機会は貴重だ。中でも鐵石氏の作品は、書のほか墨で描いた掛け軸や扇子など幅広い。書と墨絵の特徴に触れ「ぼくとつさ、素朴さが相まっている」と評した。(隆)

○…「日本で生活する上での決まりごとを知ってもらうとともに、イスラム教徒のことも知る機会になれば」と話すのは、県国際交流協会の根本博文理事長。坂東市内のモスク(礼拝所)で、イスラム教徒向けの安全安心講習会を開いた。

地域で暮らす外国人に、日常生活での注意点を理解してもらおうと、警察や行政などと共に初めて開催。「共生社会実現には、お互いに知ることが大切。今後もこのような機会を設けていきたい」と意気込んだ。(羽)

○…「人を見た目で決めつけることは防犯効果の低下につながる」と語るのは、市民防犯インストラクターとして全国で活躍する武田信彦さん。県子どもを守る110番の家ネットワーク会議に講師として登壇し、市民パトロールの重要性を説いた。

子どもたちには人を疑うことを教えるのではなく、人とつながる環境を通して助け合いの大切さを学ばせることが重要という。「笑顔やあいさつの見守りをすることが最大の防犯効果につながる」と訴えた。(寿)