粘り強い態度が大切
○…「はがきの文字を見ただけで、作者(投稿者)のことが分かる」と話すのは、茨城文芸の歌壇選者で鉾田市在住の歌人、中根誠さん。約15年にわたり同欄で選者を務めた。年度賞発表の選を除き、3月をもってその役目に区切りを付けた。
はがきには自然や季節、家族などを詠んだ作品が最大5首並び、厳しくも温かな目で数多くの作品と向き合った。投稿者に向けて「より多く作るのが短歌の練習になる。粘り強い作家態度が大切」と期待を寄せた。(隆)
○…4月に開校した県立看護大学校の入学式。新入生を前に市毛啓子学校長は「本校の新たな歴史を築いていく第1期生という特別な存在。その自覚と誇りを胸に、学びの歩みを進めていただきたい」と呼びかけた。
学生に求めるのは「出会いと自らの姿勢」。困難に直面した時は、周囲に相談し共に悩んでもらう勇気が必要だと伝えた。「その経験こそが将来、患者の痛みに寄り添うための糧となり、人との絆という財産を育むことにつながる」と思いを込めた。(晋)
○…常総・坂東の両市にまたがる菅生沼は、数多くの野鳥や貴重な植物が見られる自然の宝庫。ところが近年は、上流からの土砂流入などが理由で水位が下がり、陸地化が課題となっている。市民団体「菅生沼を考える会」の大滝文雄会長は「昔は泳げたのだが…」と嘆く。
30年前に発足して以来、絶滅危惧種「タチスミレ」の保護やごみの撤去、県への要望活動など地道な活動を続ける同会。今後も「地域の財産を大切にしたい」と力を込める。(松)








