温かい子育ての環境

◯…子どもたちへの月経教育などを行うNPO法人TGP代表でプロゴルファーの東尾理子さんが、笠間市の小学校に生理用ナプキンなどを贈った。寄贈先を訪れ、児童らと交流する中でスナッグゴルフを指導。「みんな真剣。上手でびっくりした。スイングも良かった」と驚いた。

寄贈式を開いた市役所では、市職員らに拍手で出迎えられた。「温かい環境が子どもたちに届いている。みんなで育てているという感じがした」と伸び伸び育つ要因に感心した。(一)

○…「お金というのは限りがあると知って、使い方や貯金の大切さを学んでほしい」と話すのは、岩井弓田郵便局(坂東市)の田仲梨恵局長。近くの市立弓馬田小で、ゆうちょ銀行による児童向け金融教室を開いた。

同行は全国で教室を開いており、学校とともに企画。3、4年生がロールプレイやクイズを通してお金について学んだ。「小学生など早い時期からお金の使い方を知っておくことは大切。この教室がそのきっかけづくりになってくれれば」と期待を込めた。(羽)

○…「優勝の翌日に鹿島の試合を見て現実に引き戻された。来年から、あああいう選手たちとやると思うと気が引き締まった」と語るのは、サッカーJ2優勝とJ1昇格を決めた水戸ホーリーホックの主将、松原修平選手。水戸市の高橋靖市長を表敬訪問した。

J1との違いはシュートを決めきれるか、ゴールを守りきれるかといった最後の局面での力の差という。「まずは残留が目標。それだけでなく、水戸のサッカーを日本のサッカーファンに知ってほしい」と見据えた。(優)