2012年12月18日(火)

次世代エネルギーへ水素供給実験 つくば、あすまで一般公開

太陽光と連動、発電も

地下の共同溝に設けられた水素を供給する配管=つくば市吾妻
地下の共同溝に設けられた水素を供給する配管=つくば市吾妻

次世代エネルギーの有力候補と考えられている水素の利用を推進しようと、国土技術政策総合研究所(つくば市立原)は17日、市内中心部の都市インフラ「共同溝」を利用した水素供給実験の様子を同市吾妻のつくば中央公園内で市民向けに公開を始めた。電気や通信などのライフラインを集約して埋設する共同溝を使った水素供給実験は、国内で初めてという。

安全対策技術の検証などを目的とした今回の実験は、2009年に始まった研究プロジェクトの一環で費用は約3千万円。

市立中央図書館近くに設置したボンベから、地下の共同溝に配置された約250メートルのガス管を通して水素を送り、つくばエキスポセンター前に設置された燃料電池で最大1キロワットまで発電する。

配管は、水素を通すポリエチレン製の内管を、塩化ビニール製の外管が覆う二重の管になっている。水素は空気中で4%以上の濃度になると爆発の危険があるため、内管からガス漏れした場合には外管内の水素を濃度0・4%の段階で検知し、地上の外気に排出するシステムになっている。実験は昼間だけで、夜間は配管内の水素を取り除いているという。

実際に共同溝内は見られないが、太陽光と水素ガスを連動させた発電システムを仮設の実験棟で見学できる。水素を用いた暖房の実験も行っている。実験公開は19日まで。



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