真壁のひなまつり開幕 古い町並み154棟で展示
「真壁のひなまつり-和の風第11章」が4日、桜川市真壁町で開幕した。市街地の154棟が参加して思い思いのひな飾りを展示し、初日から大勢の観光客が訪れ、住民が温かくもてなした。
地区内の歴史的建造物の多くが東日本大震災で大きな被害を受け、現在も修復が進められている。シートなどを張った状態が見受けられる中、昨年と同様の規模で開幕した。
各棟が、明治-平成まで4代にわたるひな人形▽江戸時代の享保びな▽店舗建築様式の一つ「見世蔵」に並ぶひな人形▽店先いっぱいの手作りつるしびなや変わりびな-など工夫した展示で、出展者と来場者が一緒に楽しんでいた。
初日は、桜川市商工会の「うまかべすいとんクラブ」がすいとん試食会で、来場者にオリジナルすいとん300食を振る舞った。
16、17両日は「おもてなしデー」で、サントリー地域文化賞受賞を記念して作ったオリジナル便せんによる抽選会を行う。全国町並み保存連盟関東ブロック会議(16日)、人形浄瑠璃の公演(17日)、和の風流し雛(びな)(3月1日)が予定される。
3月3日までの会期中、10万人の人出が見込まれるという。
旧真壁町は約20年前から、歴史的建造物を町おこしに生かす取り組みをスタートさせた。2003年には、街中を散策する人たちを温かくもてなそうと、21棟でおひな様を飾り、年を追って町全体に祭りが広がった。
地区内の歴史的建造物の多くが東日本大震災で大きな被害を受け、現在も修復が進められている。シートなどを張った状態が見受けられる中、昨年と同様の規模で開幕した。
各棟が、明治-平成まで4代にわたるひな人形▽江戸時代の享保びな▽店舗建築様式の一つ「見世蔵」に並ぶひな人形▽店先いっぱいの手作りつるしびなや変わりびな-など工夫した展示で、出展者と来場者が一緒に楽しんでいた。
初日は、桜川市商工会の「うまかべすいとんクラブ」がすいとん試食会で、来場者にオリジナルすいとん300食を振る舞った。
16、17両日は「おもてなしデー」で、サントリー地域文化賞受賞を記念して作ったオリジナル便せんによる抽選会を行う。全国町並み保存連盟関東ブロック会議(16日)、人形浄瑠璃の公演(17日)、和の風流し雛(びな)(3月1日)が予定される。
3月3日までの会期中、10万人の人出が見込まれるという。
旧真壁町は約20年前から、歴史的建造物を町おこしに生かす取り組みをスタートさせた。2003年には、街中を散策する人たちを温かくもてなそうと、21棟でおひな様を飾り、年を追って町全体に祭りが広がった。