電子案内板で利便性向上 イオンつくば、15日開業

イオンモールは11日、つくば市稲岡に大型商業施設「イオンモールつくば」を15日に開業させるのに先立ち、報道陣関係者ら向けの内覧会を開いた。
3階建ての施設内にはファストファッションや大型家電、スポーツ店など約200の専門店が入居。書店や楽器店が並ぶカルチャーゾーンでは、柱や天井などのデザインに一体感を持たせた店づくりに。店内には大型の電子看板(デジタルサイネージ)やタッチパネル式の案内板を約70基設置し、施設の利便性を大幅に向上させた。
イオン直営ゾーンでは服飾関連商品を強化。健康・美容商品についても同社最大規模のアイテム数をそろえた。建物の東部と西部2カ所に配置した外部棟も施設の特徴。農産物直売所や地元農産品を使用したレストラン、フットサルコートなどが開業する。
同施設の辻智人ゼネラルマネージャーは「店内のデジタルサイネージで周辺の観光案内も行い、地域の情報発信拠点としての役割も担っていきたい」と話した。