DVD「常陸国風土記」の世界 常陽銀が寄贈
「常陸国風土記」編さんの詔(みことのり)から今年で1300年となるのを記念し、常陽銀行(寺門一義頭取)はきのう、風土記の内容や時代背景などを紹介するDVD千枚を県教委に寄贈した=写真。県教委は県内全ての学校と公立図書館に配布し、教材として役立てる。
DVD「常陸国風土記の世界」は、常陽芸文センターが常陽史料館(水戸市備前町)で開催中の特別展示の資料として作成。主な内容は、遺跡が語る風土記の世界▽ヤマトタケルの伝説-など。
県庁で開かれた寄贈式で、寺門頭取は「多くの県民に郷土の良さを再認識し、誇りを持ってもらえるよう、活用してほしい」とあいさつ。小野寺俊県教育長は「郷土教育の生きた教材として活用したい」と感謝した。