早乙女ら豊作祈願 笠間稲荷神社・御田植祭
豊作を祈願する笠間稲荷神社の神事「御田植祭(おたうえさい)」が10日、笠間市石井の御神饌田(ごしんせんでん)で開かれ、奉耕者の早乙女らが豊穣(ほうじょう)の祈りを込め、稲の早苗を植えた。
神事は、同神社西方約1キロの御神饌田で毎年5月10日に実施。神社に供える御米(みけ)の植え付けが行われる。
巫女による「稲荷舞」や笠間中の女子生徒の舞楽「迦陵(がりょう)頻(びん)」の披露後、かすりの着物に花笠をかぶった早乙女が御田植えを開始。早乙女は水戸農高の生徒6人が務め、御田植祭歌が奉唱される中、古式ゆかしく苗を植えていった。
昨年に続き早乙女の大役を務めた同高3年の米川あかねさん(17)は「特別な行事なので、2回目でも緊張した。伝統的な日本の文化に触れ、普段から食べるお米の大切さをあらためて実感した」と話した。
神事は、同神社西方約1キロの御神饌田で毎年5月10日に実施。神社に供える御米(みけ)の植え付けが行われる。
巫女による「稲荷舞」や笠間中の女子生徒の舞楽「迦陵(がりょう)頻(びん)」の披露後、かすりの着物に花笠をかぶった早乙女が御田植えを開始。早乙女は水戸農高の生徒6人が務め、御田植祭歌が奉唱される中、古式ゆかしく苗を植えていった。
昨年に続き早乙女の大役を務めた同高3年の米川あかねさん(17)は「特別な行事なので、2回目でも緊張した。伝統的な日本の文化に触れ、普段から食べるお米の大切さをあらためて実感した」と話した。