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名曲誕生の秘話披露 作詞家・荒木さん、音楽活動振り返る

講演する作詞家の荒木とよひささん=水戸市千波町の水戸プラザホテル
講演する作詞家の荒木とよひささん=水戸市千波町の水戸プラザホテル


茨城新聞社主催の合同政経懇話会は11日、水戸市内のホテルで開かれ、ヒット曲「つぐない」などの作詞家として知られる荒木とよひささんが「歌はこうしてつくられる」をテーマに講演した。荒木さんは作詞デビュー曲「四季の歌」の誕生秘話や、半世紀にわたる音楽活動を振り返った。今後は「男とか女とかの歌だけでなく、人生とは何か、どこに行くのかを表現したい」と意欲を語った。

荒木さんは1943年生まれ。熊本県から上京し、日大芸術学部で音楽活動を始めた。30歳代から作詞家に比重を置くようになり、90年に日本レコード大賞を受賞した堀内孝雄さんの「恋唄綴(つづ)り」や故テレサ・テンさんの「つぐない」「時の流れに身をまかせ」など、これまでに歌謡曲3千曲を作詞。CMソングと合わせれば計5千曲を手掛けている。

「四季の歌」は17歳の時、スキーのけがで入院中、看護師のために作った歌だったとし、病院を転々とする中で「春夏秋冬をつくるのに1年かかった」と明かした。

「言葉遊びが僕のスタート」という荒木さんはレトルトカレーやビールなど多くのCMソングも担当。「歌謡曲を書く前に言葉の訓練、情感をつかむ訓練ができた」と言葉への思いを語った。

9月に70歳になる荒木さんは自分の人生観にも触れ「人が見ていないところを見るようにしたい。時代を見る目を持てば、籠の中から飛び出せる」とした。

合同政懇には、県内5地区政懇会員とレディースサロン会員の計約120人が出席した。



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