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着衣泳体験、熱心に ひたちなか・那珂湊二小

服を着たまま浮く練習をする児童ら=ひたちなか市立那珂湊二小
服を着たまま浮く練習をする児童ら=ひたちなか市立那珂湊二小


海水浴シーズンの到来に伴い、小学生らに水難事故などに対する知識を深めてもらおうと、県水難救済会は11日、茨城海上保安部などとともに、ひたちなか市立那珂湊二小(大曽根操校長)で着衣泳などの体験教室を行った。

同校3〜6年の男女143人が参加。児童らは実際にジャージーを着てプールに入り、同保安部の担当者から、水辺には大人と一緒に行く▽救命胴衣を着用する▽流された場合は泳がずに浮く-などの説明を受け、着衣状態で泳ぐことの難しさを体感した。

参加した同校6年の軍司香奈実さん(11)は「1人で浮くのは難しかったが、ペットボトルがあれば浮くことができた。万が一のためにきょう教わったことを覚えておきたい」と笑顔を見せた。

同保安部のまとめによると、昨年管内で発生した水死、海中転落などの事故は計56件発生し、18人が死亡したという。



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