「次世代低公害バス」試乗会 日立、高い性能実感
環境に優しく、災害時には避難所などに電気供給も可能な防災対応型PHV(プラグインハイブリッド)バスの試乗会が20日、日立市助川町の市役所で行われた。試乗した吉成明市長らは「次世代低公害車」と呼ばれるPHVバスの性能の高さを実感していた。
試乗会はPHVバスを開発した日野自動車と日立製作所が、本格導入に向け6月から取り組む実証実験の一環。両社は東日本大震災で被災した同市や東北地方の公道でPHVバスを走らせ、データを収集している。
PHVバスは中型の車両をベースに、ハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)の技術を組み合わせているのが特徴。
衛星利用測位システム(GPS)を利用し、指定された地域に入るとEV走行に自動で切り替わるなどして二酸化炭素の排出量を削減。外部給電機能は、一般的な体育館の照明を節約して使った場合、約1週間分の電力を供給できる。
吉成市長は「(PHVバスは)災害時のエネルギーや輸送で期待できる」と述べ、今後PHVバスの導入を検討するという。
試乗会はPHVバスを開発した日野自動車と日立製作所が、本格導入に向け6月から取り組む実証実験の一環。両社は東日本大震災で被災した同市や東北地方の公道でPHVバスを走らせ、データを収集している。
PHVバスは中型の車両をベースに、ハイブリッド車(HV)と電気自動車(EV)の技術を組み合わせているのが特徴。
衛星利用測位システム(GPS)を利用し、指定された地域に入るとEV走行に自動で切り替わるなどして二酸化炭素の排出量を削減。外部給電機能は、一般的な体育館の照明を節約して使った場合、約1週間分の電力を供給できる。
吉成市長は「(PHVバスは)災害時のエネルギーや輸送で期待できる」と述べ、今後PHVバスの導入を検討するという。