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坂東市、無線ヘリ導入 県内初、愛好会と連携協定

坂東市職員の前で、災害対策として導入された無線操縦ヘリコプターの実演飛行が坂東ラジコンクラブ会員らによって行われた=坂東市岩井
坂東市職員の前で、災害対策として導入された無線操縦ヘリコプターの実演飛行が坂東ラジコンクラブ会員らによって行われた=坂東市岩井


災害発生時に被害状況を速やかに把握するため、坂東市が空撮用の無線操縦ヘリコプターを導入した。市は14日、職員に操作方法を習熟させようと、地元愛好会「坂東ラジコンクラブ」と連携協定を締結、同日納入されたヘリの実演飛行を同市岩井の旧岩井庁舎跡地で実施した。市職員12人を対象に、同クラブ会員らによる講習会も開かれた。

市によると、災害対策として無線操縦ヘリを導入するのは県内市町村で初めてで、全国でも珍しいという。空撮が容易になるため、災害時の被害調査だけでなく、都市計画事業などでの活用も視野に入れている。

導入したのはプロペラ6個を備え、空中で静止飛行する性能に優れているという「マルチヘリコプター」。

一眼レフのデジタルカメラを搭載できる重量約14キロの大型タイプと、練習用の重量約4キロの小型タイプの2機を、諸装備を含め計170万円で購入した。継続飛行の可能な時間は2タイプとも約10分間。地上からの操作で静止画、動画を空撮でき、飛行中の映像を地上の操作端末で見ることも可能だ。

連携協定を結んだ同クラブは、市内の利根川河川敷に設けられ
た専用飛行場で、無線操縦飛行機やヘリを楽しむ愛好者の集まりで、会員数は約70人。同協定により今後、災害発生時には市のヘリの運用を支援していく。

同市岩井の岩井庁舎で同日開かれた締結式には、吉原英一市長と同クラブの石川清司会長(69)=常総市=が出席。協定書を取り交わした石川会長は「(趣味のラジコンを通して)自己満足でなく、社会に貢献できることがうれしい」と話した。

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