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廃タイヤ10万本撤去 県、産廃処理業者に感謝状

泉幸一生活環境部長(左)から感謝状を伝達される「マツミ・ジャパン」の松本実喜夫社長=県庁
泉幸一生活環境部長(左)から感謝状を伝達される「マツミ・ジャパン」の松本実喜夫社長=県庁


県内に不法投棄された廃タイヤ約10万本の処理に貢献したとして、県は25日、筑西市藤ケ谷の産業廃棄物処理業、マツミ・ジャパン(松本実喜夫社長)に不法投棄防止功労者表彰を行った。県庁で行われた贈呈式では、泉幸一生活環境部長が橋本昌知事からの感謝状を松本社長に手渡した。

同表彰は1999年度から、廃棄物不法投棄の未然防止や早期解決に貢献した個人・団体を対象に実施。これまではボランティアで不法投棄の監視活動を行う個人が中心で、団体への感謝状贈呈は今回が初めて。

廃棄物対策課によると、同社は2011〜13年度の3年間で、県内7市町に不法投棄された廃タイヤ計約9万7千本を撤去・処分した。

贈呈式で、泉部長は「廃タイヤ投棄は衛生を悪化させ、住民への影響が大きい。早期処分への尽力に感謝している」とあいさつ。松本社長は「業界としての使命感があり、受賞は名誉なこと。今後も廃タイヤの投棄があれば、率先して協力したい」と述べた。



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