新図書館、完成祝う 水戸、茨城大で記念式典
水戸市文京2丁目の茨城大水戸キャンパスの新図書館完成を祝う記念式典が22日、同所で開かれ、教員など関係者約100人が学生や市民の活発な利用に期待を寄せた。
式典で池田幸雄学長は「図書館の機能が充実した。茨城大の象徴となるようにしていきたい。ぜひ愛用してほしい」とあいさつ。文部科学省の長沢公洋学術基盤整備室長が祝辞を述べた。
新図書館は旧図書館を耐震化・改修し、鉄筋コンクリート造り一部3階建て。旧図書館を囲む形で新館南棟と西棟を増築し、スペースは1・6倍に広がった。
館内にはさまざまなタイプの部屋が用意され、学生が自由に学問に取り組める工夫が施されたほか、ライブラリーカフェや展示スペースも併設、学外からの利用も積極的に促す。