異国文化を体験 水戸でフェス、楽器演奏や民族衣装試着
世界と地域のつながりを実感してもらおうと、「グローカルフェスタいばらき」(実行委主催)が11日、水戸市大工町1丁目のトモス水戸業務ビルで開かれた。
途上国支援に携わる県内の団体が、途上国の物品を適正な価格で販売し現地の人の収入に充てる「フェアトレード」のコーヒーや手芸品、縫いぐるみなどを展示販売。武術体操や楽器演奏の体験、民族衣装の試着などもあり、参加した子どもたちが異国の文化を体験していた。
実行委員長の小野瀬武康さんは「これからもイベントを続けて、たくさんの人に世界に目を向けてもらいたい」と話した。
母国伝統の太鼓を披露したガーナ人のパーコフィ・エイキンスさんは「日本の人に太鼓を知ってもらうきっかけができて良かった」と笑顔を見せた。