嫁入り祝うハナショウブ 潮来あやめまつり開幕
潮来市の初夏を彩る「第63回水郷潮来あやめまつり」が24日、同市あやめの水郷潮来あやめ園で始まった。色とりどりのハナショウブが来園者を迎えるほか、嫁入り舟やろ舟運航など水郷情緒あふれる催しが繰り広げられる。会期は6月29日まで。ハナショウブの見頃は6月10日ごろ。
開会式で大会会長の松田千春市長は「皆さまの笑顔と力をお借りし、多くの人をもてなしていきたい」とあいさつ。額賀福志郎衆院議員ら多くの来賓が出席し開幕を祝った。
その後、今年初の「嫁入り舟」が執り行われ、第1組目として、神栖市の原良至さん(22)、莉帆さん(22)の2人が晴れ姿を披露した。
白無垢姿の莉帆さんは、母親と兄とともにハナショウブが咲く園内を抜け船乗り場へ。ろ舟はゆっくりと川面を進み、多くの来園者から祝福されながら、良至さんが待つ船着き場へと向かった。
嫁入り舟は期間中の水、土、日曜日に実施し、計37組が参加する。
あやめまつりに関する問い合わせは、大会本部TEL0299(63)1187へ。